日本を代表するフィギュア造形家として知られる竹谷隆之の作品を集めた、『竹谷隆之の仕事展』 が、6月1日(土)から7月1日(月)まで、アーツ千代田 3331の1階メインギャラリー(住所:東京都千代田区外神田6-11-14)で開催される。
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会場では、これまでの主要造形作品から、創作に至る迄のデッサン、スケッチ、メモ、製作ドキュメント映像が上映されるほか、4月23日に発刊された『漁師の角度』 ( 講談社 )で使用された造形作品含む、約80点も展示。
写真や紙面での作品露出はこれ迄多くあったが、実物の造形展示による仕事展は今回13年の開催となる。
『竹谷隆之の仕事展』は当日券大人1,200円/学生700円/子供(小学生以下)500円。前売券は大人1,100円/学生600円/子供(小学生以下)400円になっている。
■竹谷隆之
造形家 1963年12月10日、北海道生まれ。
漁師の家に生まれ、粘土細工やプラモデル製作で遊ぶという幼少期を過ごす。
高いレベルの造形力と、氏独自の解釈で描かれるデザイン力が評価されている。
特に有機的なメカニック・デザインやクリーチャー作品を得意とする。
1994年から足かけ5年にわたり、モデル&ホビー雑誌『S.M.H.』誌にオリジナル作品『漁師の角度』を連載。
1999年には初の作品集『竹谷隆之作品集 漁師の角度』がホビージャパン社より発売され、翌年2000年には、渋谷パルコ3にて『竹谷隆之の仕事展~「仮面ライダー」から「漁師の角度」まで~』が併せて開催され、好評を博す。
現在、様々な映画、玩具、フィギュア 領域において活躍。
『 仮面ライダー 』、『 ファイナルファンタジー 』のデザインモデル。
『 牙 狼 < GARO > 』 等、映画作品の美術デザインにも参加している。
巨神兵東京に現る では、庵野秀明(エヴァンゲリオン)の要請により、メインとなるキャラクター 巨神兵 の デザインからコンセプトモデルを製作。
また、フィギュア業界で 莫大なセールス記録する リボルテック・タケヤ(海洋堂)シリーズでは、古来から著名な 主要仏像 を 全身フル可動化 するという 前代未聞の造形作品を手がける。
海外にも熱狂的なファンを持ち、NIKEの社長Mark Parkerも、自らが竹谷の作品を求め彼の自宅まで来訪する。
■竹谷隆之 公式サイト http://www.takeya.jpn.com