猫と暮らしていると、眠い・お腹が空いた・甘えたいなど愛猫の行動で感情がわかるようになりますが、初めて出会った猫の感情はなかなか読み取れないもの。
しかし、SNSに投稿された動画には、誰がどう見ても「美味しいものが欲しい」と強く訴えている猫が映っています。
動画の猫はまっちゃんさん宅で暮らす16歳のイチロー男爵くん。餌の容器をかじって音を鳴らしてアピールしつつ、とても悲しそうな顔でこちらを眺めるその姿に、何でもあげたくなってしまうのは筆者だけではないはずです。
この愛猫の表情に「『悲しそうな顔をすれば、下僕がもっと美味しいものを差し出すかもにゃ』とでも考えているのでしょうか?」と推測するまっちゃんさん。
まっちゃんさんは1日に1度、ホタテを炙ったり鶏のササミを蒸したりと、食材を調理してイチロー男爵くんにあげているとのこと。色々なものを工夫してあげているうちに「今日は何をもらえるのかにゃ?」と期待するようになったといいます。
この投稿には、「賢い」、「迫真の演技」、「主演男優賞」、「人が入ってるみたい」など、イチロー男爵くんの表情を絶賛するコメントが寄せられています。
悲しい表情でアピールを続けたイチロー男爵くんは、このあと作戦どおり(?)まっちゃんさんから美味しい食べ物がもらえたそうです。
猫と長年暮らしていると、老齢猫ほどグルメになるようだ。若い時は、ひたすらガツガツ食べるだけだが、だんだんと「あれ?こんな美味しいものもあるにゃ、鰹のたたきにゃ、久しぶりだにゃ、そーにゃ、悲しそうな顔をすれば、下僕がもっと美味しいものを差し出すかもにゃ」と思っているのかも・・・#猫 pic.twitter.com/k53hrCx3CE
— まっちゃん (@hinodepictures) June 11, 2024
<記事化協力>
まっちゃんさん(@hinodepictures)
(一柳ひとみ)