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新進アーティスト支援を目的とした「TERRADA ART AWARD 2025」、2024年11月20日より応募受付を開始

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寺田倉庫
11名の審査員から応募アーティストへ向けたメッセージを公開



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寺田倉庫株式会社(東京都品川区 代表取締役社長:寺田航平)が開催する、現代アートにおける優れたアーティストを見いだすアウォード「TERRADA ART AWARD 2025」は、2024年11月20日(水)より応募受付を開始いたします。また、応募するアーティストに向けた審査員からのメッセージと、ファイナリストに贈呈する副賞も公開しました。

「TERRADA ART AWARD 2025」は新進アーティストの支援を目的とした現代アートアウォードです。世界を舞台に活躍するアーティストの輩出を念頭に、国際的な視点と現代アートに関する深い見識を持つ審査員を迎えて実施します。
2024年11月20日(水)より応募受付を開始すると同時に、各審査員より応募するアーティストに向けたメッセージも公開いたしました。
本アウォードのファイナリストにはそれぞれ、ファイナリスト展での展示機会とそれに向けた制作費の支援として300万円を贈呈します。また副賞として本アウォードの協賛であるMHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社より「ルイナール ブラン・ド・ブラン」、アウォード受賞後の次回作の制作・発表に向けたリサーチ費(最大30万円分)の支援、古今東西の良質な画材を取りそろえる画材ラボ「PIGMENT TOKYO」の商品10万円分、美術品の保管に適した温度・湿度、セキュリティー環境等を兼ね備えた当社美術品保管サービスの2年間無料利用の提供などが決定しました。

当社はTERRADA ART AWARDを通して、アーティストが活躍できる社会を紡ぐとともに、これからのアート業界を牽引する可能性を秘めたファイナリストが、自身の、そして日本のアートシーンの前例を超え、世界に羽ばたき、その存在意義を確立できるまでのキャリアを全力で支援いたします。
【最終審査員メッセージ】(敬称略・五十音順)
金島隆弘(金沢美術工芸大学 芸術学SCAPe 准教授)
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ユニークな審査体制が特徴のTERRADA ART AWARDが継続して開催されることをとても嬉しく思います。今までの受賞作家とその作品を振り返ると、作品から強い作家性を感じられることはもちろん、自身のキャリアの飛躍に繋がった作品、今まで温めてきたけど諸条件で制作できなかった作品を展開する機会として、TERRADA ART AWARDがあったように思います。この絶好の機会を活かし、変化する今日の社会や価値観と対峙しながら、自身が表現したい原動力を作品として展開し、このTERRADA ART AWARDに是非チャレンジしてもらいたいと思います。



神谷幸江(美術評論家、キュレーター)
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私たちの生きる世界に対し問いかけるための手段として、美術表現は様々な試みを行ってきました。そうして境界や壁を超えたはずが、新たな分断や反目によって、今また多くの亀裂や不均衡を生み出しています。閉鎖的になりゆく世界を、新たな視点でどう広げ繋げていくか。本アウォードはより大きな世界へ臨もうとする新しい才能を、力一杯サポートする機会です。美術を通じた挑戦をぜひ見せてください。





寺瀬由紀(アートインテリジェンスグローバル ファウンディング・パートナー)
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TERRADA ART AWARDも、若手作家に向けて開催される公募展としては、既に国内でも有数のアウォ―ドになってきていると感じています。実力ある過去の受賞者たちの、日本に留まらない活躍にも勇気づけられます。色々な意味で、キャリアのターニングポイントになりうる場だと思います。あなたにしか紡げないナラティブで、あなたにしか作れない作品を、お待ちしています。




真鍋大度(アーティスト、プログラマ、コンポーザ)
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複製の時代から生成の時代へと移行し、かつての想像が現実となる中、アートの役割が拡大しています。この時代背景を踏まえ、近未来を予見するような作品の登場を期待しています。社会や文化の未来像を提示する作品に出会えることを楽しみにしています。応募者の皆様の創造性と革新性に期待しております。





鷲田めるろ(十和田市現代美術館 館長、東京藝術大学 准教授)
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アーティストである以前に、人としての生き方の重力がのしかかっている作品を見たいです。理解できないけれど、それ以外にはありえないことだけは確信できる作品。



【一次審査員メッセージ】(敬称略・五十音順)
池城良(アーティスト、ミュージシャン、研究者、香港城市大学クリエイティブメディア学院 助教)
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二年前の応募者へのメッセージで、私たちは不確実性、紛争、気候非常事態等の未曾有の時代に生きていると述べました。どうやらその状況は続いており、さらに悪化しているように思えます。したがって、私たちは自分自身を問い続けています。存在として、そして芸術や文化に携わる者として、私たちを形作るものは何でしょうか?ほぼ全てのことを生成できるAIがますます普及している一方で、多くの問題を解決しないとき、私たちは実際に何ができ、何を表現できるのでしょうか?応募者の幅広いポートフォリオを見るのを楽しみにしています。



大巻伸嗣(美術作家)
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前回に続き、一次審査を担当させていただくことになりました。
自分の背景をしっかりと作品と重ね合わせられているか、独自性があるか、作品を作り続けられる将来性を感じるものであるかなど、審査のポイントはたくさんあります。実際に見たいと感じさせる作品に出会えることを期待しています。



木村絵理子(弘前れんが倉庫美術館 館長)
[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/14158/406/14158-406-55aecc95d566f984adabab42382748f7-900x900.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

TERRADA ART AWARDの面白さは、広くて天井の高い空間と向き合い、プランづくりから展示の実現までを自らプロデュースする制作の経験と、アウォードの注目度の高さによって、一度に多くの人の目に作品が触れることで、作品が幅広い鑑賞者に受容される経験とを、一続きのものとして得られる機会だという点にあると思います。自身の経験や作風を活かしつつ、さらなる飛躍を目指して、挑戦的な作品に出会えることを期待しています。





高橋龍太郎(精神科医、現代アートコレクター)
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時代の表層をなでるような作品が、マーケットでもてはやされています。
しかし、そんな瞬く間に消費されてしまうような表現ではなく、時代を抉って裏返してしまうような作品を期待しています。





竹久侑(キュレーター、水戸芸術館現代美術センター 芸術監督)
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TERRADA ART AWARDは、門戸を若手から中堅まで、多様な表現領域で活動するアーティストに開き、ファイナリストたちは用意された制作費をもとに新作を創作して多くの人びとに向けて発表することのできる貴重な機会です。前回、多くの来場者があったというこのアウォードに向けて、なぜ、いま自分はその作品をつくるのか、自分の表現の独自性はどこにあるか、考え抜かれたプランと出会えることを楽しみにしています。



椿玲子(森美術館キュレーター)
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アートは古くから存在しており、本当に様々な表現が可能です。数多の自然災害やパンデミック、戦争などを記録してきたメディアでもあります。AIなどのテクノロジーがフィーチャーされると同時に、近代文明以前の思想や手法が注目されている現代は、面白い時代だともいえるでしょう。この時代に、あなたが、心から作りたいと思うもの、表現を、観てみたいです。



【開催概要】
名称:TERRADA ART AWARD 2025
応募期間:2024年11月20日(水)~2025年1月31日(金)18:00(日本時間)
応募条件:以下全ての条件を満たす方
A. 国籍不問 ただし日本語でのコミュニケーションが可能な方
B. 1個人または1ユニットにつき1件の応募とする
C. 応募開始時点で18歳以上45歳未満の方(ユニットの場合 代表者の方)
D. 2025年12月から2026年2月までに予定されている、ファイナリスト展(設営・撤収含む)および授賞式に参加できること
E.応募開始時点で1回以上の作品発表歴を有すること
F. これまでTERRADA ART AWARDでファイナリストとして選出されていないこと
対象活動:現代アート全般(絵画等の平面、写真、立体(オブジェクト)、テキスタイル、映像、デジタル・メディアアート、パフォーマンスなど身体表現、音または音楽など全ての媒体を含む)
応募方法:オンライン応募(https://www.terradaartaward.com/ja/guide
支援内容:ファイナリスト展での展示機会および、制作費として300万円※
副賞:「ルイナール ブラン・ド・ブラン」、
アウォード受賞後の次回作の制作・発表に関するリサーチ費(最大30万円分)の支援、
「PIGMENT TOKYO」の商品10万円分、
当社美術品保管サービス2年間の無料利用、
当社デジタルストレージサービス3年間の無料利用
URL:https://www.terradaartaward.com
主催:寺田倉庫株式会社
協賛:日本航空株式会社、ルイナール(MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社)
後援:品川区
運営協力:藤原羽田合同会社、ロケットペンシル株式会社
※支援内容の詳細は、公式サイトの応募要項をご確認ください。

【TERRADA ART AWARD 2025 ファイナリスト展について】
ファイナリスト5組は、最終審査において提出した「展示プラン」に基づき、展示作品の制作費300万円を活用し、実際に作品を制作します。会場は倉庫空間をリノベーションした当社イベントスペースを予定しています(入場料:無料)。
会期:2026年1月15日(木)~2月1日(日)

TERRADA ART AWARD 2023 ファイナリスト展(2024年1月開催)より 
[画像13: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/14158/406/14158-406-11531d6137b5f9ec04ae86230568e46f-2700x1800.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Photo by Yusuke Suzuki (USKfoto)
[画像14: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/14158/406/14158-406-08352d7a1dd9564a5d9e83dd13592aa8-2700x1802.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Artwork by Yuki Harada, Photo by Katsura Muramatsu

前回の様子はこちら(https://youtu.be/oBogx7ghTF0)よりご覧いただけます。

【寺田倉庫について】
社 名:寺田倉庫株式会社(Warehouse TERRADA)
代 表 者:代表取締役社長 寺田航平
所 在 地:〒140-0002 東京都品川区東品川2-6-10
設 立:1950年10月
U R L:https://www.terrada.co.jp

【TERRADA ART AWARDに関するお問い合わせ先】
寺田倉庫 TERRADA ART AWARD事務局 E-MAIL:award@terrada.co.jp

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