おたくま経済新聞

ネットでの話題を中心に、商品レビューや独自コラム、取材記事など幅広く配信中!

まるでモデル! オシャレなポーズで日光浴するトカゲがカッコよすぎる

 足で器用にケージからぶら下がり、腰に手を当てキリリ顔のトカゲ。まるでファッションモデルのようなカッコよすぎる日光浴シーンがSNSで話題になりました。

  •  思わず見とれてしまうほどスタイリッシュなポーズを決めているのは、コバルトツリーモニターのオス、コバオさんです。飼い主のmopさんによると、推定年齢は3~4歳とのこと。コバルトツリーモニターの平均寿命は10~15年なので、人間にするとイケメン盛りの20代半ばといったところでしょうか。

     話題になったXのポストでは、両方の後足と片方の前足でケージの天井部にある網をつかんでぶらさがり、空いたもう片方の前足を腰の部分に当てているような光景が。その姿、まるでポーズを決めるモデルさんのようですが、キリリとした表情で股に光を当てている様子がなんともシュールです。

    日光浴するコバオさん

     mopさんいわく、コバルトツリーモニターなど昼行性の爬虫類は太陽光から必要なビタミンを作るそうですが、飼育下ではなかなか日光浴が難しいため、紫外線ライトで代用しているとのこと。

     股の部分に光が当たっているのは偶然だったそうですが、使用している紫外線ライトが太陽光を模したバスキングライトの役目も兼ねており、「(日光を浴びるような状況に身を置いて)体温の上昇や消化促進をしているものと思われる」とのことです。

     「カッコいいような、おかしいような、何とも言えない独特のポーズで笑ってしまいました」とmopさん。「何となくドヤっているのが面白い」とXに投稿したところ、海外からの反響が多くて驚いたそう。

     ちなみにコバオさんの性格は「餌をみせると寄ってきたり、人を見ても逃げないので、人懐こいほうだと思います」とのこと。コバオさんとともにメスのコバルトツリーモニターも飼育しているそうですが、こちらはコバオさんとは対照的に、年中隠れているようなシャイな性格だそう。人間のようにそれぞれ性格が出るんですね。

     「できるだけ生体にはストレスを感じて欲しくないので、少しでも気持ちよく過ごしてもらえるように、温度・湿度をアプリで管理したり、餌にこだわってみたり、試行錯誤しています」とmopさん。「同じ種類のメスもいるので、いつか子どもができればと夢見ています」と、日光のように愛情をたっぷり注いでいる様子を話してくれました。

    <記事化協力>
    mopさん(@mopmop123456

    (天谷窓大)

    あわせて読みたい関連記事
  • お散歩が待ち遠しくて仕方ない!自分から移動用のバッグに入りに行く亀
    インターネット, おもしろ

    お散歩が待ち遠しくて仕方ない!自分から移動用のバッグに入りに行く亀

  • 画像提供:たろうさん(@exotic_VNCA0523)
    インターネット, びっくり・驚き

    ミクロな前足で元気に「前ならえ!」キュートすぎるエキゾチックアニマル

  • 飼い主の肘肉をかぷり!繰り返し見たくなるリクガメの「求愛アピール」
    インターネット, おもしろ

    飼い主の肘肉をかぷり!繰り返し見たくなるリクガメの「求愛アピール」

  • 「ごちそうだッ!」誕生日ケーキにかぶりつくワンちゃんが豪快すぎる
    インターネット, おもしろ

    「ごちそうだッ!」誕生日ケーキにかぶりつくワンちゃんが豪快すぎる

  • ジャイアン死んじゃイヤン 土に埋められたフィギュアを救出するレオパさん
    インターネット, おもしろ

    ジャイアン死んじゃイヤン 土に埋められたフィギュアを救出するレオパさん

  • ギュッと目を閉じ一生懸命に脱皮するレオパの女の子、ベルさん
    インターネット, びっくり・驚き

    ギュッと目を閉じ一生懸命!表情豊かなレオパの脱皮シーンが話題

  • スケボーを華麗に乗りこなすクサガメ あまりの素早さに飼い主も大爆笑
    インターネット, おもしろ

    スケボーを華麗に乗りこなすクサガメ あまりの素早さに飼い主も大爆笑

  • 深谷爬虫類館のワニの餌やりショーが週一開催に 理由は「ワニが太ってきた為」
    インターネット, おもしろ

    深谷爬虫類館のワニの餌やりショーが週一開催に 理由は「ワニが太ってきた為」

  • 画像提供:深谷爬虫類館公式Twitter(@fukayahachu)
    インターネット, おもしろ

    深谷爬虫類館「館長によるりんご握り潰し」が人気 新たに「手刀クルミ割り」も

  • え?ワニってこんなに懐くの……「待て」も出来ちゃう従順なワニさんにびっくり
    インターネット, びっくり・驚き

    え?ワニってこんなに懐くの……「待て」も出来ちゃう従順なワニさんにびっくり

  • 天谷窓大フリーライター

    記事一覧

    得意分野はエンタメ、メディア、フード業界。「焼き芋アンバサダー」としてフードフェスのプロデュースも手掛けるほか、熱波師、フリー素材モデルとしても活動。X @amayan

    ▼こちらのライターの最新記事▼

  • 藝大卒の声楽家が1時間1000円で自分を貸し出す理由 フリー芸術家ならではの戦略
    企業・サービス, 経済

    藝大卒の声楽家が1時間1000円で自分を貸し出す理由 フリー芸術家ならではの戦略…

  • 宇宙の神秘さと無限の可能性にインスパイアされた「IQOS ILUMA i ギャラクシーブルーモデル」
    商品・物販, 経済

    “宇宙の神秘と無限の可能性”テーマの「IQOS ILUMA i」新モデルと「TE…

  • 札幌・銀座・心斎橋のIQOSストアでは、「テリア ベルベット パール」の味わいをより奥深く味わえるマリアージュドリンク「ベリーブルームヨーグルト」を提供
    商品・物販, 経済

    IQOS専用たばこ、芳醇なベリー香る新製品が登場 全国のIQOSストアでマリアー…

  • 日本最古の弁当屋の「実在しない“かつての”テレビCM」架空CMソングユニットが制作
    インターネット, おもしろ

    日本最古の弁当屋の「実在しない昭和テレビCM」架空CMソングユニットが制作

  • 虎ノ門ヒルズの「どこか奇妙な職業体験」が話題 ゴミを拾いながら物語の世界へ没入
    イベント・キャンペーン, 経済

    虎ノ門ヒルズの「どこか奇妙な職業体験」が話題 ゴミを拾いながら物語の世界へ没入

  • 脂肪と好奇心は人一倍!体重110キロ記者、ゆで太郎「倍盛り鍋かつ丼セット」に挑戦
    グルメ, 食レポ

    脂肪と好奇心は人一倍!体重110キロ記者、ゆで太郎「倍盛り鍋かつ丼セット」に挑戦…

  • トピックス

    1. 【実食】コメダ珈琲店の「ドデカメンチバーガー」は名前に偽りなし バンズからはみ出す“肉の暴力”

      【実食】コメダ珈琲店の「ドデカメンチバーガー」は名前に偽りなし バンズからはみ出す“肉の暴力”

      コメダ珈琲店は10月16日から「ドデカメンチバーガー」と「ドデカチーズメンチバーガー」の2種類のバー…
    2. 自宅に“機内”を再現!「飛行機オタク」が作り上げた最高の趣味部屋

      自宅に“機内”を再現!「飛行機オタク」が作り上げた最高の趣味部屋

      趣味を持つ人なら憧れる、好きなもので埋め尽くされた趣味専用の部屋。本、ゲーム、楽器、絵画、彫刻など自…
    3. 藝大卒の声楽家が1時間1000円で自分を貸し出す理由 フリー芸術家ならではの戦略

      藝大卒の声楽家が1時間1000円で自分を貸し出す理由 フリー芸術家ならではの戦略

      プロの声楽家として活動する傍ら、1時間1000円から自分の時間を「レンタル」している男性。キャリア豊…

    編集部おすすめ

    1. 鳥羽水族館、ラッコ配信で“飼育係モザイク化” カスハラ対策で映像方法変更

      鳥羽水族館、ラッコ配信で“飼育係モザイク化” カスハラ対策で映像方法変更

      三重県の鳥羽水族館は10月15日、人気配信「鳥羽水族館ラッコ水槽ライブカメラ」の映像内容を一部変更すると発表しました。今後は、給餌の際などに…
    2. 毛玉とるとる Pro(KC-NW825)

      ストッキングやタイツも可の毛玉取り器誕生 マクセルイズミ「毛玉とるとる Pro」を発売

      マクセルイズミ株式会社は、ストッキングやタイツなどの繊細な衣類にも対応する毛玉取り器の新モデル、「毛玉とるとる Pro(KC-NW825)」…
    3. キヤノンの名機が「ガシャポン」で復活 歴代カメラ5種を精密ミニチュア化

      キヤノンの名機が「ガシャポン」で復活 歴代カメラ5種を精密ミニチュア化

      キヤノンが、バンダイの「ガシャポン」とコラボレーション。歴代のカメラとレンズをミニチュア化した「Canon ミニチュアカメラコレクション」を…
    4. 時事通信、男性カメラマンを厳重注意 生配信中に「支持率下げてやる」発言

      時事通信、男性カメラマンを厳重注意 生配信中に「支持率下げてやる」発言

      時事通信社は10月9日、自民党本部での取材中に「支持率下げてやる」などと発言した本社映像センター写真部の男性カメラマンを厳重注意したと発表し…
    5. 「ちいかわの世界に行きたい」ファン、考えた末に鎧さん化 再現度がガチすぎた

      「ちいかわの世界に行きたい」ファン、考えた末に鎧さん化 再現度がガチすぎた

      言わずと知れた人気コンテンツ「ちいかわ」。かわいくもハードなあの作品世界に入っていきたいと願う人は多いはず。筆者もその1人です。しかし二頭身…
    Xバナー facebookバナー ネット詐欺特集バナー

    提携メディア

    Yahoo!JAPAN ミクシィ エキサイトニュース ニフティニュース infoseekニュース ライブドア LINEニュース ニコニコニュース Googleニュース スマートニュース グノシー ニュースパス dメニューニュース Apple ポッドキャスト Amazon アレクサ Amazon Music spotify・ポッドキャスト