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秋田県初!鹿角市が引越しでごみ増加の4月より不要品リユース事業で「おいくら」と連携を開始

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マーケットエンタープライズ
~県内初の「おいくら」導入でリユース促進へ~



秋田県鹿角市(市長:関 厚)と株式会社マーケットエンタープライズ(東京都中央区、代表取締役社長:小林 泰士、東証プライム・証券コード3135、以下「マーケットエンタープライズ」)は、2025年4月1日(火)に、地域社会における課題解決を目的としたリユース事業に関する協定を締結し、連携をスタートいたします。マーケットエンタープライズが運営するリユースプラットフォーム「おいくら」を用いて、不要品を捨てずに再利用する仕組みを構築し、鹿角市の廃棄物削減と循環型社会の形成を目指します。なお、秋田県の自治体が「おいくら」を導入するのは、初めてです。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/15239/430/15239-430-c7271b3e52f76faf52f9a5d5897b2386-1200x630.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■背景・経緯
鹿角市では、古着回収を行なうなど、リユース促進に取組んできましたが、ごみ処理費用増加や市民のリユース啓蒙に課題を感じており、市ではリユース促進につながる新たな施策導入の可能性を模索しておりました。他方、マーケットエンタープライズは、リユース事業を中心にネット型事業を展開し、これまで、「持続可能な社会を実現する最適化商社」をビジョンに掲げ、「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」への参画や、「楽器寄附ふるさと納税」実行委員会の一員として活動を続けるなど、官民の垣根を超えたSDGsへの取組に注力してまいりました。そうした中で、マーケットエンタープライズが鹿角市に働きかけ、「リユース活動促進による循環型社会の形成を目指したい」という互いのニーズが合致したため、「おいくら」※1を用いた今回の取組が実現いたしました。
※1 「おいくら」とは
おいくらは、マーケットエンタープライズが展開する、リユースプラットフォームです。不要品を売りたい方が「おいくら」を通して査定依頼をすると、全国の加盟リユースショップに一括査定依頼され、買取価格を比較することができます。一度の依頼だけで不要品の買取価格をまとめて比較し、売却できる手軽さが好評で、これまでおよそ130万人(2024年6月末日)の方にご利用いただいております。
ウェブサイト:https://oikura.jp/


■鹿角市の課題と「おいくら」による解決策
鹿角市では、年に2度の収集もしくは破砕処理場への自己搬入にて粗大ごみ回収を行なっておりますが、大型品や重量のあるものでも、市民が自宅の外へ運び出す必要があります。そのため市民から「高齢のため、自宅の外への搬出が困難」といった声が寄せられていました。「おいくら」は、希望すれば自宅の中まで訪問し、運び出しまで対応する出張買取が可能で、大型品や重量のあるものでも売却が容易にできるようになります。加えて、市では回収していない冷蔵庫や洗濯機などの家電リサイクル法対象製品も、まだ使えるものであれば買取できる可能性があり、不要品売却と受け渡しは、最短だと「おいくら」を通じて買取依頼をした当日に可能となります。なお、市民のサービス利用はもちろん、市の費用負担もありません。


■今後について
4月1日(火)13時(公開時間が前後する可能性があります)に鹿角市ホームページ内(https://www.city.kazuno.lg.jp/soshiki/shiminkyodo/kankyoseikatsu/gyomu/1/2/1396.html)へ「おいくら」の情報が掲載され、直接不要品の一括査定申し込みが可能になります。鹿角市と「おいくら」の連携により、二次流通の更なる活性化による循環型社会の実現や社会全体での不要品削減が見込まれると共に、自治体の廃棄物処理量や処理コスト削減にもつながります。また、本取組によって、売却という形で簡単に不要品リユースができることを市民が認知することで、「廃棄ではなく、リユースする」という選択肢が増え、多様化する不要品処分ニーズに応えることができます。加えて、市民のリユースに対する意識の変化、循環型社会形成の促進につながります。この官民一体の取組によって、循環型社会の形成に向けた社会的側面・経済的側面の双方の課題解決を目指してまいります。


■秋田県鹿角市
鹿角市は、東西は20.1キロメートル、南北には52.3キロメートルと南北に長い特徴があり、青森県と岩手県に接しています。秋田県の最北東部、北東北3県のほぼ中央に位置しているため、市内2か所にあるインターチェンジの高速道路を利用することで、新幹線の停車駅となっている青森県及び岩手県の県庁所在地まで1時間圏内での往来が可能です。また、大日堂舞楽や大湯環状列石、「山・鉾・屋台行事」の1つである花輪ばやし、「風流踊」の1つである毛馬内の盆踊といった、複数のユネスコ世界遺産を有しています。そのほか、十和田湖や八幡平国立公園等、美しい自然を感じることができる観光スポットがあり、文化・歴史・自然的に貴重な資源が数多くあります。
人口:26,988人(男性12,864人、女性14,124人)(2025年1月31日)
世帯数:12,410世帯(2025年1月31日)
面積: 707.52平方キロメートル(2024年2月1日)
ウェブサイト:https://www.city.kazuno.lg.jp

■株式会社マーケットエンタープライズ
マーケットエンタープライズは、ネット型リユース事業を中心に、メディア事業、モバイル通信事業などを展開し、「持続可能な社会を実現する最適化商社」をビジョンに掲げ、2006年の設立以来、成長を続けています。2015年6月には東証マザーズに上場。2021年2月に東証一部へ市場変更の後、2022年4月にはプライム市場へ上場しております。ネット型リユース事業では、「高く売れるドットコム」のほか、リユースプラットフォーム「おいくら」や、80か国以上への中古農機具の輸出などで事業拡大を続けており、ネット型リユース事業のサービス利用者は延べ790万人を達成しました。鹿角市の「おいくら」サービス導入により、導入自治体は全国で252にのぼります。
「おいくら」自治体向け ウェブサイト:https://oikura.jp/lg/
マーケットエンタープライズ ウェブサイト:https://www.marketenterprise.co.jp/

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