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【Wrap Up】Snowflake、創業者が語る ”AI時代のデータ戦略” 記者説明会を開催

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Snowflake合同会社


AIデータクラウドを提供するSnowflake合同会社(所在地:東京都中央区、社長執行役員:東條 英俊、以下Snowflake)は3月27日、Snowflake Inc. の共同創業者であるBenoit Dageville(ベノワ・デイジビル)とThierry Cruanes(ティエリー・クルアネス)の来日に合わせ、報道機関向けの説明会を開催しました。社長執行役員の東條 英俊との対談形式で”AI時代のデータ戦略”を語りました。(以下、Fireside Chat)

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/116784/52/116784-52-ab94b862b0ebdc19cdf6cc87c9c91c86-1999x1474.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(左から)Thierry Cruanes、Benoit Dageville、東條 英俊

東條は冒頭、「AIによって自然言語を通してデータから必要なものを引き出すことができるようになった。AIの結果を引き出すためには、基となるデータ基盤がしっかりしていないと成果が上がらない」と、データ戦略の重要性を語りました。また、日本法人が実施した「データ利活用と生成AIの実態調査」の結果について触れ、生成AI導入の目的として、多くの企業がビジネスの成長・拡大や業務効率化、コスト削減を挙げていることを説明しました。生成AIを活用・導入する上での課題については、データの信頼性やセキュリティ確保といった技術的な課題、AIを活用できる人材や組織体制の不足などがあることを解説しました。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/116784/52/116784-52-cc5eab34ad7490a44906e69f75f13c83-1999x1499.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


Fireside Chatは、「Snowflakeのビジョン」「データの相互運用性とAI」「Snowflakeの継続的な技術革新」の3つのテーマで進行しました。

Benoitはまず、2012年の創業当初について、「当時のデータ分野における2つの大きな革命に対応するためにSnowflakeは誕生した」と振り返りました。1つ目の革命は「ビッグデータ」、2つ目の革命は「クラウド」です。Snowflakeは、機械が生成する半構造化データと従来の構造化データを1つのシステムで統合することを目指し、必要な時だけサーバーを使用して使用量に応じて支払う従量課金モデルを実現しました。Snowflakeのビジョンは、「GoogleやFacebookのような大企業だけが持っていたデータ活用の力をすべての企業に提供すること」でした。

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/116784/52/116784-52-87c4218b4ceb106661cb2592a4672501-1999x1500.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


SnowflakeのAI戦略については、「非構造化データの統合」「セキュアなLLM実行」「自然言語によるアクセス」といった点を軸に言及。また、Snowflakeの「データエージェント」について、Benoitは「外部システムとも連携し、複数のデータソースを組み合わせた複雑なワークフローも実行可能。自然言語でのやり取りにおいて、プラットフォーム上の多様なデータセットから最適な情報を選択し、一貫性のある回答を提供することができる」と企業にもたらす価値を伝えました。Thierryは「単なるエージェントAIだけでデータソースもアクションも実行できないのであればあまり有用ではない。しかし、データクラウド内、Snowflakeプラットフォーム内では、必要なサービスがすべて揃っているため非常に強力なものとなる」と強調しました。


Snowflakeが創業当時から重要視しているセキュリティについては、独自の暗号化機能を実装してリスクを軽減していること、「Polaris Catalog」によって権限管理、アクセス制御、データセット共有の管理を実現していることなどをBenoitが説明。これにより、「複数ツール間での相互運用性を確保しながら、高度なガバナンスを維持している」と、データの安全性と信頼性を示しました。

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/116784/52/116784-52-e5724761867e7b31620ddf6a361abf48-1999x1500.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


最後にSnowflakeの将来展望について、Benoitは「AIデータクラウドとしての発展」や、マーケットプレイスを通じた「アプリケーションエコシステム」などについて触れ、「Snowflakeの未来は、まさに私たちの顧客とプロバイダーにある。エコシステム全体がSnowflakeの進化をけん引し、技術革新に応じてプラットフォーム上のアプリケーションが進化していく」と語りました。Thierryは「プラットフォームを選択する際に重要なのは、そのプラットフォームとアーキテクチャがこれから起こる革命を受け入れられるかどうかということ。Snowflakeがそのアーキテクチャと能力を持って、これからの革命を受け入れられると信じている。いま私たちはAI革命の只中にいるが、これが私たちが目にする最後の革命ではないことを願っている」と期待を込めました。


Snowflakeについて
Snowflakeは、簡単かつ効率的で信頼性の高いエンタープライズAIを実現します。世界最大規模の数百の企業を含めた11,000を超える世界中のお客様が、SnowflakeのAIデータクラウドを利用して、データ共有、アプリケーション構築、AIによるビジネス強化を実践しています。エンタープライズAIの時代が到来しました。詳しくは、snowflake.com/ja(ニューヨーク証券取引所:SNOW)をご覧ください。

(C) 2025 Snowflake Inc All rights reserved. Snowflake、Snowflakeのロゴ、および本書に記載されているその他すべてのSnowflakeの製品、機能、サービス名は、米国およびその他の国におけるSnowflake Inc.の登録商標または商標です。 本書で言及または使用されているその他すべてのブランド名またはロゴは、識別目的でのみ使用されており、各所有者の商標である可能性があります。 Snowflakeが、必ずしもかかる商標所有者と関係を持ち、または出資や支援を受けているわけではありません。

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