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高校生が主体となり社会とつながる力を育む!日本ファンドレイジング協会、学校法人角川ドワンゴ学園で理解と共感に基づく寄付を募集するための特別プログラムを実施

update:
認定特定非営利活動法人日本ファンドレイジング協会


認定特定非営利活動法人日本ファンドレイジング協会(以下、当協会)は、2025年1月~5月、学校法人角川ドワンゴ学園(以下、角川ドワンゴ学園)の生徒および職員を対象に、ファンドレイジング(※)の学びと実践を組み合わせた「ファンドレイジング実践プログラム」を実施しました。このプログラムでは、生徒主体のチームにファンドレイザー有資格者をマッチングさせ、生徒が文化祭の開催に必要な資金を自ら工夫し調達することをサポート。実社会とのつながりを深めるこの活動を通して、生徒たちの主体性、協働力、そして社会性を育むことを目指しました。

※ファンドレイジングとは、活動の意義や価値を広く周知して理解者を増やし、共感を得ることを通じて寄付などの活動資金を調達すること。ファンドレイジングを行う人を「ファンドレイザー」と呼び、2025年3月現在、全国で1,600人以上のファンドレイザー有資格者が活躍している。
【プログラム実施の背景】
角川ドワンゴ学園では、昨年(2024年度)の文化祭で生徒が直面した経済的な課題をきっかけに、生徒会内の提案により、学内活動に必要な資金を自ら調達する活動が始まりました。
この取り組みを継続的な学びへと広げるため、角川ドワンゴ学園と当協会で連携し「ファンドレイジング実践プログラム」を実施することとなりました。当協会は、生徒たちにファンドレイジングの専門的な考え方や方法を研修で提供し、2025年度の文化祭に向けた実際の資金調達活動をサポートしました。
【プログラムの概要】

■ファンドレイジングの体系的な知識の習得

ワークショップを交えた全4回の研修を行いました。
- 寄付の教室:自らの価値観で社会とつながる楽しさを体感するワークショップ。
- ファンドレイジングの意義:日本の寄付文化やファンドレイジングの可能性を学ぶ。
- 戦略的なファンドレイジング:財源の種類や相乗効果、資金調達の計画を立てるための基礎を習得。
- 寄付メニュー設計:寄付者に提供する価値を明確化し、支援メニューをワークショップ形式で開発。

■ファンドレイジングの実践

全4回の研修を受講した生徒が、4~5名のチームを組成し、文化祭(2025年4月18日~27日に開催)に向けて資金調達を実行しました。当協会が認定する有資格ファンドレイザーが各チームに寄り添い、企業協賛や個人寄付の募集に向けて、アタックリストの精査・説明資料作成やプレゼンテーションの方法へのアドバイス、御礼の仕方など、実践的なサポートを行いました。

高校生自らが企業や個人から寄付などを集めることは、日本では一般的ではなく、前例のない中で各チームは試行錯誤を繰り返し、最後には目標を達成することができました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/59179/42/59179-42-0df7a9fecd91bc791f818debe1af8f61-1950x1097.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(写真提供:N高グループ)

プレスリリース「N高グループ文化祭「磁石祭ZERO」大盛況のうちに閉幕 生徒会による渉外営業活動により、目標1,000万円の運営予算獲得を達成」

■期間

2025年1月~5月まで(計画から実行、振り返りまでを実施)
【プログラムに参加した生徒の声】
「支援者様の“思い”に寄り添う大切さを知りました。ただ資金を集めるのではなく、寄付者の期待や背景を理解する姿勢が必要だと気づきました。」

「ファンドレイジングは“共感のマネジメント”だと聞き、共感とは同情ではなく、想いに寄り添うことだと強く印象に残っています。」

「プレゼン前にマサさん(伴走ファンドレイザー)が丁寧にフィードバックをくれました。おかげでより良いプレゼンができました。」

「ミカさん(伴走ファンドレイザー)がスライドのコメント欄に細かくアドバイスを書いてくれていて、高校生の私たちに本気で向き合ってくれていることが嬉しかったです。」

「相手のことを考える視点や、自分を客観視する力が身につきました。」


高校生をはじめとするユース世代が目標達成のためにファンドレイジングに取り組むことは、デジタルツールの普及などで以前よりもずっと身近で容易になっています。そのような中、寄付や支援を集める際に守るべき規律や倫理規範を理解し、安全な環境のもとで実践することが、ユース世代がファンドレイジングを成功させるためには欠かせません。

また、生徒や学生にとっては、有資格ファンドレイザーと共にファンドレイジングを実践することは、活動後も続く「社会との繋がり」を実感する機会となります。

私たちは本プログラムを高校生によるファンドレイジングの新たなモデルケースとして位置づけ、今後も全国で高校生や大学生の主体性を創発する取り組みをサポートしてまいります。
【日本ファンドレイジング協会】
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/59179/42/59179-42-e6e6ae57617b936110be25e2fdb8f583-660x333.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

日本ファンドレイジング協会は、寄付や社会的投資が進む社会の実現を目指し、多様な活動を展開しています。今回のプログラムに関連する取り組みとして、専門的な知識と実践力を備えたファンドレイザーの育成を推進しており、2025年1月現在、有資格者は1,585名に達しています。また、2023年からは、本格的な活動資金調達に取り組みたい団体とファンドレイザーをつなぐ「ファンドレイジング実践プログラム」を開始しました。さらに、本プログラムや大学との連携を通じて、次世代を担う若い世代にファンドレイジングの学びを提供し、未来を切り開く人材の育成にも取り組んでいます。
ウェブサイト:https://jfra.jp/



(お問い合わせ先)
認定特定非営利活動法人日本ファンドレイジング協会
事務局次長:宮下真美
本プログラム担当ディレクター:岩元暁子、久保匠
メールアドレス:pr@jfra.jp

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