
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/16935/903/16935-903-b63b44b0d5c1e91601fadfd18dffff94-800x600.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
株式会社徳間書店 (本社:東京都品川区上大崎 代表取締役社長:小宮英行)は、今年で第11回目を迎える「徳間文庫大賞2025」を村山由佳さん『雪のなまえ』(https://www.tokuma.jp/book/b638017.html)に決定したことをお知らせ致します。目利き書店員が、いまもっとも売りたい徳間文庫の1冊を選ぶ徳間文庫大賞、注目必至の作品です。
選考委員は有志書店員からなる5 名の「徳間文庫大賞実行委員会」の皆さん。対象期間(2023年10月~2025年3月)に刊行された徳間文庫119作品の中から絞り込んだノミネート3作品をすべて読み、得点形式で投票。その結果をもとに、8 月吉日、実行委員長2名が徳間書店会議室で約1時間にわたる熱い討議を行い、大賞が決定いたしました。
受賞作品は、2025年11月頃より受賞記念帯に巻き替え、装いも新たに全国書店にて展開予定です。また今後の新帯や書店展開情報等は「徳間文庫大賞」特設サイト(https://tokumabunko-awards.jp/)にて随時お知らせしていく予定ですので、ぜひチェックして下さい。
●書誌情報
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/16935/903/16935-903-23209fbbaf5dc066ff121e61a3440ba7-1000x1417.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]『雪のなまえ』(村山由佳/著)
あなたがあなたであるためなら、
そこから逃げていいんだよ。
高校入試頻出作品!
親子で読みたい、感動の家族ドラマ。
「夢の田舎暮らし」を求めて父が突然会社を辞めた。いじめにあい登校できなくなった小学5年生の雪乃は、父とともに曾祖父母が住む長野で暮らし始め、仕事を続けたい母は東京に残ることになった。胸いっぱいに苦しさを抱えていても、雪乃は思いを吐き出すことができない。そんな雪乃の凍った心を溶かしてくれたのは、長野の大自然、地元の人々、そして同級生大輝との出会いだった――。
タイトル:雪のなまえ
著者:村山由佳
定価:902円(税込)
判型:徳間文庫
ページ数:448ページ
刊行年:2023年12月
ISBN:978-4-19-894908-2
商品ページ:https://www.tokuma.jp/book/b638017.html
●著者プロフィール
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/16935/903/16935-903-15746832ebb564306eb38532e2b0f230-960x1096.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ](C)︎露木聡子
村山由佳(むらやま・ゆか)
1964年生まれ。立教大学卒業。
『天使の卵 エンジェルス・エッグ』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2003年『星々の舟』で直木賞受賞。『ダブル・ファンタジー』で中央公論文芸賞、島清恋愛文学賞、柴田錬三郎賞を受賞。『風よ あらしよ』で吉川英治文学賞受賞。「おいしいコーヒーのいれ方」シリーズ、『Row&Row』『二人キリ』『PRIZE』など著書多数。またエッセイに『猫がいなけりゃ息もできない』『もみじの言いぶん』などがある。
【受賞コメント】
『雪のなまえ』は、もとは「日本農業新聞」の連載小説として生まれました。
毎日、大地を相手にする仕事へと出かけてゆく読者さんたちに、また明日の朝が楽しみになるようなひとときを届けたくて書き綴った物語です。
国が〈農〉を大切にしなくなっている今だからこそなおさら、この作品で素晴らしい賞を頂けたことが嬉しくてなりません。
小学生の雪乃が、大自然と人に揉まれてつかみとった〈ほんとうのこと〉。あらためて、多くの皆さんのもとへ届きますように。
●選評委員コメント
・第7章のラストで頬が濡れに濡れた。本作に込められた優しさは、多くのひとに必要とされるものと断言!!(ときわ書房本店 宇田川拓也さん)・色々つまっている作品。家族とは、社会とは、農業とは、いじめとは。読んでいてすごく心をうたれました。紹介していただき感謝です。彼らのこの後も気になります。 (八重洲ブックセンター京急百貨店上大岡店 狩野大樹さん)
●徳間文庫大賞とは
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/16935/903/16935-903-eeb126f828ed6c3604edf49dcdc7c3e1-1667x400.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]2015 年、全国の書店員を中心に徳間文庫大賞実行委員会を創設。優れた小説を発表する作家を奨励し、毎年刊行された徳間文庫の中から、優れた作品に贈呈される。
「徳間文庫大賞」特設サイト https://tokumabunko-awards.jp/
●歴代受賞作品
【第1回】書下し部門『妖草師』(武内涼/著)https://x.gd/rvgBy定番部門『先生のお庭番』(朝井まかて/著)https://x.gd/3kAzy
【第2回】『生きるぼくら』(原田マハ/著)https://x.gd/RisWk
【第3回】『警視庁公安J』(鈴峯紅也/著)https://x.gd/hgv5z
【第4回】『二年半待て』(新津きよみ/著)https://x.gd/ukTjw
【第5回】『朽ちないサクラ』(柚月裕子/著)https://x.gd/Ex1kK
【第6回】『痣』(伊岡瞬/著)https://x.gd/peUxe
【第7回】『黙過』(下村敦史/著)https://x.gd/FtQAY
【第8回】『麻倉玲一は信頼できない語り手』(太田忠司/著)https://x.gd/Xx1D8
【第9回】『歌舞伎座の怪紳士』(近藤史恵/著)https://x.gd/Jslj4
【第10回】『国道食堂 1st season』(小路幸也/著)https://x.gd/kWEK7
『月はまた昇る』(成田名璃子/著)https://x.gd/6xMbf
主催:徳間文庫大賞実行委員会 後援:徳間書店
●本件に関する報道関係者のお問い合わせ先
【徳間書店PR窓口】株式会社C-パブリッシングサービス 広報宣伝部
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