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【ヤフー・データソリューション】「育休」に関する検索ビッグデータの分析レポートを公開 人々の関心は「収入への影響」から「制度の使いこなし」へシフト

update:
LINEヤフー株式会社
取得前・取得後・育児中、それぞれで異なる悩みやニーズが存在



https://ds.yahoo.co.jp/report/20250930.html


LINEヤフー株式会社(以下、LINEヤフー)が提供する、LINEヤフーの多様なサービスから得られる行動ビッグデータを分析できる事業者向けサービス「ヤフー・データソリューション」は、検索ビッグデータを活用して「育休」に関する人々の関心を分析したレポート「男性育休は『理想』と『現実』でどう違う? 検索データと1か月の体験から見えたこと」を公開しました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/129774/1417/129774-1417-1796ac30b34d814b35ff73893fb3c34a-997x595.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


人々の関心は「収入不安」から「制度活用」へ
LINEヤフーの保有する検索・人流データをもとに、人々の興味関心を分析できるデスクリサーチツール「DS.INSIGHT」を活用し、30代男性が「育休」と一緒に検索したキーワードを抽出しました。その結果、2021年6月時点で「育休」と共に検索されたのは「ボーナス」「住民税」など収入への影響に関するキーワードが見られました。一方、2025年8月では手当や制度に関する検索が中心となっていました。
2022年4月から、事業主に対して育児休業を取得しやすい環境の整備や、男性の育児休業等の取得の状況を公表する義務が生じる育児・介護休業法の改正が段階的に施行されており、その影響が現れているものと考えられます。制度改正や企業の取り組みを背景に、男性育休をめぐる人々の関心が「いつ・どうやって取得するのか」から「制度をどう活用するか」へとシフトしている可能性が見て取れます。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/129774/1417/129774-1417-c74bc858a2d268bcb6b7beb7c2ad266e-598x553.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


「育休」に関するキーワードを検索する男性は少ない傾向
一方で、出産や育児に関連するいくつかのキーワードについて、検索者の性別の内訳を比較したところ、育休に関するキーワードに関しては女性の割合が高く、男性の割合は少ない傾向がわかりました。「育休を知っている」レベルから、「実際に理解して行動に移す」段階に進むには、男性側にまだ大きな伸び代があることが想像できます。

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/129774/1417/129774-1417-17c92ae9f9a53bfa9d73260e53108043-676x443.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


検索データに表れる「育休取得までの関心の推移」
2024年9月から2025年9月までに「育休」を検索した人の検索行動を時系列で分析すると、多くの人が「産休 計算」や「育休中 年末調整」などの“確認・準備”から、「出産手当金 申請期間」「産後パパ育休」「育休手当 条件」などの“制度理解・手続き”を経て、実際の“育児”という流れで関心を移しています。また、制度を理解し、必要な手続きを終えるまでには、およそ1週間から1か月程度を要していることも推測できます。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/129774/1417/129774-1417-d5d48f37e706458e922754def5308703-1053x614.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


さらに、検索キーワードを検索意図別に整理したところ、関心は大きく4つのテーマに分類できました。育休の取得が促進される中で、情報を調べている様子が浮かびます。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/129774/1417/129774-1417-aad03e2ae9994d1786f45b5ea461afa5-906x318.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


これらの結果から、育休の取得を後押しするには、タイミングごとに異なる支援が必要であることが示唆されます。例えば育休所得前には給付金や収入面に関する疑問に対応する施策、取得直後には書類の取り扱いや社内調整など手続き面での支援、そして育休中には子育ての悩みや孤独感を解消する施策のような形で、フェーズごとに適切なサポートを提供することの必要性が考えられます。

使用ツール:すべてDS.INSIGHT

▼より詳細なレポートは以下のURLで公開しています。
男性育休は「理想」と「現実」でどう違う? 検索データと1か月の体験から見えたこと
https://ds.yahoo.co.jp/report/20250930.html


「ヤフー・データソリューション」は、今後もビッグデータの持つ力と面白さをお伝えするとともに、ビッグデータの価値を社会に還元するためのさまざまな取り組みを進めていきます。


<ヤフー・データソリューションについて>
「ヤフー・データソリューション」は、LINEヤフーの多様なサービスから得られるビッグデータを活用し、企業や自治体向けに事業の創造や成長支援、課題解決などにつなげるインサイトを提供するサービスです。検索・人流データをもとにお客様ご自身で分析いただけるデスクリサーチツール「DS.INSIGHT」を提供しています。なお、本サービスでは、統計化されたデータのみを扱っており、個人を識別可能な情報は含まれません。
・公式サイト:https://ds.yahoo.co.jp/

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