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求められる「睡眠の質」とは?全国300人に聞いた睡眠実態【MROC(定性×定量)自主調査】

update:
10 Inc.
90%超が睡眠に悩みあり。理想の睡眠時間に比べ実態は「80分短い」ことが判明



株式会社10(本社:東京都中野区、代表取締役:佐藤 尊紀)は、働き方改革やセルフケアへの関心の高まりを受け注目が集まる「睡眠の質」向上に関する実態を把握するため、当社が運営する常設消費者コミュニティ「toiro cafe」にて、全国の20~69歳の男女318名を対象に「睡眠に関する実態調査」を2025年8月6日(水)から2025年8月12日(火)に実施しました。
調査結果から、自宅で過ごす「自分時間」において半数の人が「睡眠」を最も重視しており、その重要性が高まっていることがうかがえます。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/101783/32/101783-32-d5b3e5075d7912c2cbd0e6af5007b8bb-3900x1829.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


【調査結果のポイント】

1. 睡眠時間:理想の睡眠時間は「7-8時間未満」に対し実態は平均80分少ない
理想の睡眠時間は、どの年代も「7時間以上、8時間未満」が最も多いことがわかりました。実際の平均睡眠時間は6.14時間で、理想の平均睡眠時間7.54時間との間に80分の差が生じています。特に、60代は実際の平均睡眠時間が最も短い5.79時間であり、4人に1人が実際の睡眠時間が5時間未満と回答しています。ギャップが最も大きいのは30代と40代で、それぞれ90分の開きがありました。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/101783/32/101783-32-a8c207ffb699a121ca87afef471442fb-3840x2012.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



2. 「ショートスリーパー」への意識:半数が「羨ましい」
理想と実際の睡眠時間に差があるなかで、多くの人がより長く睡眠時間を確保したいという意識を持っていることがわかりました。一方で、短い睡眠時間(6時間未満)でも日中支障なく活動できる「ショートスリーパー」について、どのように感じているかを聞いてみました。
その結果、半数が「羨ましい」と感じており、60代では意見が分かれているようです。

羨ましい、羨ましくない、それぞれの理由を見てみると、やはり羨ましい理由は「やりたいことができる時間が延びること」が多いですが、なかなか眠れない、目が覚めてしまう悩みがある人は、無理に寝ようとしなくても十分活動できる睡眠時間で済むことに魅力を感じています。一方で、羨ましくない理由としては「健康にあまり良くないのではないか」、「疲労は蓄積されてしまうのではないか」という懸念のほか、「そもそも眠ることが好きなので、減らしたくない」という意見もありました。

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/101783/32/101783-32-b8ffaca45f2431e5221ebb9cb9af0dc3-1920x1006.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



3. 睡眠の重要度:自分時間で「睡眠」が食事や趣味を上回る最重要項目に
自宅で過ごす「自分時間」のうち、確保したいと思うものとして、「睡眠」を1位に挙げる人が約半数(47%)にのぼりました。これは、「食事」(1位 25%)や「趣味などのリラックスタイム」(1位 19%)を上回り、睡眠が最も重視されていることが確認されました。

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/101783/32/101783-32-b3864c8e3cbc05e2106614ead1ca1356-3840x2012.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



4. 睡眠の悩み
睡眠に関する悩みについて、全体の90%以上が何かしらの悩みがあると回答しています。

20-40代は「十分に寝ても疲れが取れない」、「目覚めがすっきりしない」、「睡眠不足」が、50-60代は「何度か目が覚めてしまう」、「トイレに起きてしまう」が他年代に比べて高くなっています。そして、「眠りが浅い」は若年層と高年齢層が共通して抱える悩みとなっています。

[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/101783/32/101783-32-e32f22798d10bd472b7432c835a063d9-3840x2012.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



5. 睡眠の質向上への対策:環境整備の60代 vs 習慣改善の40代
睡眠の質を良くしたり、悩みの解消のために行っている対策は、年代によって傾向が分かれました。
60代は、「寝室環境を整える」(53%)、「快適な寝具(布団、マットレス、パジャマなど)を使う」(38%)といった睡眠環境の整備を重視する対策が顕著に見られました。
一方、40代は「決まった時間に布団に入る」(31%)や「あたたかい飲み物を飲む」(16%)など、日々の習慣の変化によって対策する人が多い傾向でした。20代は他年代に比べ、「睡眠薬を飲む」という対策の割合がわずかに高くなっています。

[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/101783/32/101783-32-1782065bb03bf69a378f66557e9c01bd-3840x2012.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



■担当リサーチャーコメント

今回の調査から、各年代層が考える「睡眠の質」の定義に違いがあることが明確になりました。
20~40代は「疲労回復」など目覚め時の効果を、50~60代は「中断なく眠れる持続性」を重視しています。いずれの年代も、質の良い睡眠には6~7時間が必要と考えており、「浅い眠り」がその両世代に共通して影響する根本的な悩みと考えられます。睡眠の重要性認識と関心度は高まっており、質の良い眠りのための消費意向も高く、市場としてさらに拡大することが期待されています。一方で、一般成人の30~40%が何等かの不眠症状を有しているなど、深刻な睡眠悩みを抱える人も多くいます。今後も社会環境やライフスタイルの変化に伴い、睡眠実態の傾向を注視していくことが重要と考えられます。


【調査概要】
実査機関:自主調査(10 Inc.)
調査手法:オンラインコミュニティ調査(MROC)
対象地域:全国
調査期間:2025年8月6日(水) ~ 2025年8月12日(火)
調査対象者:20歳~69歳の男女・318名(男性122名:女性196名)
※本調査結果を転載される場合は、「10 Inc.調べ- https://10inc.co.jp/」と併記をお願いいたします。

▶調査結果をより深掘りしたリサーチャーの考察は、noteをご覧ください
▶調査に関するお問い合わせはこちらから

[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/101783/32/101783-32-0cffe7e2beb836e8069d591daf6720e8-1065x1065.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


会社名  : 株式会社10 / 10 Inc.
本社所在地: 東京都中野区東中野1-30-15 スペースM B111
代表者  : 代表取締役 佐藤 尊紀
設立   : 2018年5月14日
URL   : https://10inc.co.jp/

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