SNS用の料理と自分で食べる用の料理。人の目があるかないかで盛り付け方は大きく変わりますが……。
Xユーザーの「山本@Vtuber界最古の米屋 兼 一般ドット絵の人」(以下、山本)さんが投稿した、あまりにギャップのある2皿が話題を集めています。
■ 公開用のカルボナーラと普段用のペペロンチーノ こだわって作っているのは?
このほど「左 Twitterに公開するパスタ(自作)/右 普段食う方のパスタ(自作)」というコメントを添えてXに写真を投稿した山本さん。
公開する用のカルボナーラは綺麗に巻いて高さを出し、本格的なスタイル。ボート型の皿もおしゃれです。
一方普段食べる方のペペロンチーノは平皿にどかっと盛っただけのシンプルなスタイル。食べる用の箸が横に突き刺さっていて、なんともワイルドなたたずまいです。
しかも公開用は麺量が150〜200gと一般的なパスタ1人前なのに対し、普段用は700〜800g。倍量どころの騒ぎではありません。
もちろん2皿にはそれぞれ、山本さんならではのこだわりがあるそう。
カルボナーラについてうかがうと「豚トロを塩漬けにして簡易的にグアンチャーレを作って使用しています」と山本さん。
自宅やレトルトだとカルボナーラの肉といえばベーコンを使う人が多いかと思いますが、本格的なレシピでは「グアンチャーレ(豚頬肉の塩漬け)」あるいは「パンチェッタ(豚バラ肉の塩漬け/生ベーコン)」を使うとされています。このことから、山本さんが公開用のカルボナーラを、いかにこだわって作っているかが伝わってきます。
そしてペペロンチーノの方についてうかがってみると「ペペロンチーノはニンニクをスライスと擦りおろしの2種類を使用しています。パスタの表記茹で時間の半分経過した段階でフライパンにパスタを移して茹で汁を足して残り時間分茹でながら、イワシの魚醤を使って旨味を足し、唐辛子の代わりにコーレーグースを使って泡盛由来の深みを出しています」と教えてくれました。
こだわりというのは、見た目にはなかなか現れないものです。
■ 100いいねから2.4万件いいねに 比較にならない数字の差に「開き直ります」
山本さんのこのギャップがありすぎる2皿はXで2.4万件を超すいいねを集め、コメント欄には「わかります!」「味は同じですので」「美味そうなのは変わらない」と共感の声が続出。
そんな公開用のパスタについて「インスタじゃない?」というツッコミも。これについて山本さんは「解せません」とコメントしています。
山本さんが左側のおしゃれな盛りつけを投稿したときのいいね数は約100件。対して今回のいいね数は2.4万件と、そこには歴然とした差が。
山本さんはフォロワーらの反応に「比較にならなかったですよね」と話し、公開用ではない方が受けていることに言及。「開き直ります」と、今後は普段用の方でも投稿することも考えているとのこと。
公開用の方は、コロナ禍で外出や外食ができなくなった際に、家族に振る舞おうとする意図で始めたものだそう。しかし外出制限等が解除された現在は、「家でやる必要はねぇや」とも思っているようです。
ただ「悔しいんで従来の盛り付けも続けますけど」とも話しています。
左 Twitterに公開するパスタ(自作)
右 普段食う方のパスタ(自作) pic.twitter.com/8heAaEtNtc— 山本@Vtuber界最古の米屋 兼 一般ドット絵の人 (@Yamamoto_sama_) December 9, 2025
<記事化協力>
山本@Vtuber界最古の米屋 兼 一般ドット絵の人 さん(@Yamamoto_sama_)
(ヨシクラミク)










































