おたくま経済新聞

ネットでの話題を中心に、商品レビューや独自コラム、取材記事など幅広く配信中!

AIより多く議席を獲れ!ゲーム「選挙で勝とう 2026」で架空の選挙戦を擬似体験

 2月8日に投開票が行われ、大きな注目を集めた第51回衆議院選挙。

 タイミングを同じくしてXで話題を呼んでいたのが、選挙運動を擬似体験できるブラウザゲーム「選挙で勝とう 2026」です。

  • ■ 2022年の参院選を機に制作!4回目の更新を迎えた「選挙で勝とう 2026」

     制作者は国際情報オリンピックで金メダルを獲得するなどの実績を持つ、Xユーザーの「E869120」さん。

     「選挙で勝とう 2026」はプレイヤーが選挙の候補者となり、12日間行われる選挙戦を戦い抜くという内容です。

    「選挙で勝とう 2026」

     各日、朝昼夜の3ターンに分かれており、各ターンで「演説をする」「資金集め」「SNSの活動」といった全6種類の行動の中から1つを選んで実行。最終的に過半数の議席を獲得することを目指します。

    AI政党と議席数を競う

     難易度は「簡単」「普通」「難しい」「とても難しい」の4段階。難易度が上がるごとにプレイヤーの初期値が不利になるだけでなく、対抗するAI政党も強くなっていきます。

    難易度は4つ

     実際にプレイした人からは「いいゲーム」「めちゃくちゃ面白かった!」「まだ選挙権がないので、これで練習します」といった声が上がっており、E869120さんの投稿には1.5万件のいいねが寄せられるなど、大きな話題となっていました。

     「選挙で勝とう」はもともと、E869120さんが「政治に興味のある若者を増やし、投票者数を増やそう」との考えから、2022年の参院選の際に制作したゲーム。以来、選挙のたびに更新を行い、今回の「選挙で勝とう 2026」が4回目とのこと。

     制作にあたってE869120さんが目指したのは「できる限りシンプルな形にすること」。実際の選挙戦を忠実に再現するとゲームの理解に時間がかかると判断し、選挙戦におけるさまざまなイベント要素は「チャンスカード」によって単純化されています。

    ■ 難易度「普通」からもう苦戦……攻略のコツは?

     筆者も実際にプレイしてみました。「簡単」は何も考えずにやっていても難なくクリアできましたが、「普通」から急激に難化。かなりの苦戦を強いられることに。

    AI政党が手を取り合うことも

     E869120さんに攻略のコツをうかがってみると「まずは影響力をレベル5程度まで増やし、次に協力者を1000人程度まで集め、次に概ね8日目まで演説回数と演説力を増やします。演説回数3回、演説力レベル10程度になっていることが理想です」との回答が。

     ゲーム後半に行うとよい演説については、演説場所の選定が鍵だとし「小選挙区の比重が大きいので、接戦区、議席数が多めの区、隣接する都道府県の議席数が多い区(拡散しやすい)を選ぶことが重要です」と教えてくれました。

    過半数の議席を獲れば勝ち

     過去3回、そのときどきの選挙に合わせた「選挙で勝とう」を公開してきたE869120さん。ここまで大きな反響を呼んだのは初めてとのことで「誠に嬉しく思います」と喜びを露わにします。

     また反響を呼んだことで「運要素がやや大きい」といった課題も見つかったそうで、「次の版の公開の機会があれば、ぜひ対応したいと思いました」とも話しています。

     E869120さんも述べていましたが、実際の選挙運動はゲームよりもずっと複雑。政党の数はもっと多いですし、公約や候補者の“人柄”など、ゲームには落とし込めないさまざまな要素が絡み合います。

     しかし選挙そのものに関心を持つきっかけとしては非常に入りやすく、楽しいゲームではないでしょうか。筆者も「普通」クリアのため、気がつけば何度もリトライしていました。

     次回の選挙に向けて、まずはこちらから遊んでみては。

    <記事化協力>
    E869120 さん(@e869120

    ・「選挙で勝とう 2026

    (ヨシクラミク)

    あわせて読みたい関連記事
  • 道の譲り合いを疑似体験!万国共通の悩みをゲーム化した「Sidewalk Sidestep」が癖になる
    インターネット, おもしろ

    道の譲り合いを疑似体験!万国共通の悩みをゲーム化した「Sidewalk Side…

  • 魔王さえ使えない!話題の「仏教用語禁止クエスト」、制作のきっかけはフリーレン?
    ゲーム, ニュース・話題

    魔王さえ使えない!話題の「仏教用語禁止クエスト」、制作のきっかけはフリーレン?

  • 「呪術廻戦」酷似ゲームを巡る騒動 公式声明後にApp Storeから姿消す
    ゲーム, ニュース・話題

    「呪術廻戦」酷似ゲームを巡る騒動 公式声明後にApp Storeから姿消す

  • ツクマテ、“うっかりサ終”からの大復旧 深夜に起きた逆転劇
    インターネット, サービス・テクノロジー

    ツクマテ、“うっかりサ終”からの大復旧 深夜に起きた逆転劇

  • “おうちゲーセン”が話題!個人宅のガレージに作られた光景に「家の要素どこ?」
    インターネット, おもしろ

    “おうちゲーセン”が話題!個人宅のガレージに作られた光景に「家の要素どこ?」

  • シナモロールの大ファンだという英才さんの娘
    インターネット, おもしろ

    サンリオ大賞で子どもが学んだ一票の重み 「投票するのって大事だね」

  • 合計40回落選!それでもSwitch2を諦めなかったXユーザーが手繰り寄せた奇跡
    インターネット, おもしろ

    合計40回落選!それでもSwitch2を諦めなかったXユーザーが手繰り寄せた奇跡…

  • 「ワンピース」に酷似と注目のゲーム2作品がMy Nintendo Storeから削除
    ゲーム, ニュース・話題

    「ワンピース」に酷似と注目のゲーム2作品がMy Nintendo Storeから…

  • 初代PlayStationグッズが発売されるぞ!ケースは“ザラザラ質感”まで再現
    ゲーム, ホビー・グッズ

    初代PlayStationグッズが発売されるぞ!ケースは“ザラザラ質感”まで再現…

  • あまりにも炭治郎!モロッコ発のゲーム「Demon Fighter Quest」を徹底調査
    ゲーム, コラム・レビュー・取材

    あまりにも炭治郎!モロッコ発のゲーム「Demon Fighter Quest」を…

  • ヨシクラ ミクWriter

    記事一覧

    都内在住。可愛い動物と変な食べ物をメインに記事を執筆。気になったものはなんでも口にいれる主義。好き嫌いせずに生きてきたら嫌いなものがない代わりに好きなものもなくなってしまったので、好きなものを探している最中。(X:@yoshikura39)

    ▼こちらのライターの最新記事▼

  • デッッッカ!ドムドム新作「わんぱくメンチカツバーガー」驚異の21cmカツでわんぱくしてきた
    グルメ, 食レポ

    デッッッカ!ドムドム新作「わんぱくメンチカツバーガー」驚異の21cmカツでわんぱ…

  • ねるねるしないねるねるねるね? 40周年記念アイスを食べてみた
    グルメ, 食レポ

    ねるねるしないねるねるねるね? 40周年記念アイスを食べてみた

  • 第19回「未来を強くする子育てプロジェクト」10名の女性研究者に賞 “役に立たない”人文・社会学の存在意義説く
    社会, 経済

    「取り組みの必要性は依然高い」 住友生命、第19回子育てプロジェクトで12団体・…

  • 「最終回すぎる」ハスキーが話題 穏やかな寝顔の“やりきった”感
    インターネット, おもしろ

    「最終回すぎる」ハスキーが話題 穏やかな寝顔の“やりきった”感

  • 群れから離れた場所でたたずむパンチくん
    インターネット, 感動・ほのぼの

    人工哺育ザル、ぬいぐるみを抱えて群れへ 「#がんばれパンチ」ブームの舞台裏

  • 物干し場で撮れた1枚 ウサギに見える猫のあくび姿が話題
    インターネット, おもしろ

    物干し場で撮れた1枚 ウサギに見える猫のあくび姿が話題

  • トピックス

    1. デッッッカ!ドムドム新作「わんぱくメンチカツバーガー」驚異の21cmカツでわんぱくしてきた

      デッッッカ!ドムドム新作「わんぱくメンチカツバーガー」驚異の21cmカツでわんぱくしてきた

      ど、どどどどどうやって食べれば……?ドムドムハンバーガーは2月25日から新作「わんぱくメンチカツバー…
    2. 鳥栖名物「中央軒のかしわめし」がコンビニに NewDaysでおにぎり化

      鳥栖名物「中央軒のかしわめし」がコンビニに NewDaysでおにぎり化

      佐賀・鳥栖駅の名物駅弁「中央軒のかしわめし」が、NewDaysに2月17日から3月16日までの期間限…
    3. ねるねるしないねるねるねるね? 40周年記念アイスを食べてみた

      ねるねるしないねるねるねるね? 40周年記念アイスを食べてみた

      知育菓子の王道「ねるねるねるね」が、発売40周年を記念してアイスバーとして全国のコンビニで先行販売さ…

    編集部おすすめ

    1. 「銀魂」空知英秋デビュー作「だんでらいおん」がアニメ化決定 「Netflixにはデリカシーがない」とチクリ

      「銀魂」空知英秋デビュー作「だんでらいおん」がアニメ化決定 「Netflixにはデリカシーがない」とチクリ

      「銀魂」で知られる漫画家・空知英秋さんのデビュー作「だんでらいおん」が、Netflixでシリーズアニメ化されることが発表されました。2026…
    2. ゲーマー御用達Discord、年齢確認で急ブレーキ 世界展開は2026年後半へ

      ゲーマー御用達Discord、年齢確認で急ブレーキ 世界展開は2026年後半へ

      「Discord」が2月24日、未成年保護を目的に世界展開を進めている「年齢確認」の導入について、当初予定していた3月から2026年後半へ延…
    3. 僧侶に恋愛相談ができる体験型イベント「ごえんさんエキスポ2026 恋バナ縁日」

      僧侶50人集結!恋愛僧談フェス「恋バナ縁日」京都で開催 修羅BARに未練データ葬…異色企画が大渋滞

      京都・東本願寺前の「お東さん広場」で3月14日・15日の2日間、僧侶に恋愛相談ができる体験型イベント「ごえんさんエキスポ2026 恋バナ縁日…
    4. ウルトラマン、グローバル版公式Xが乗っ取り被害 その後復旧、管理権回復を発表

      ウルトラマン、グローバル版公式Xが乗っ取り被害 その後復旧、管理権回復を発表

      円谷プロダクションは2月19日、同社が展開するウルトラマンシリーズのグローバル版公式X(旧Twitter)アカウント「ULTRAMAN Gl…
    5. TVアニメ キービジュアル

      「ねずみくんのチョッキ」アニメ化決定 津田健次郎・能登麻美子が複数役担当

      株式会社ポプラ社は2月17日、ロングセラー絵本「ねずみくんの絵本」シリーズ(作:なかえよしを/絵:上野紀子)のテレビアニメ化を発表しました。…
    Xバナー facebookバナー ネット詐欺特集バナー

    提携メディア

    Yahoo!JAPAN ミクシィ エキサイトニュース ニフティニュース infoseekニュース ライブドア LINEニュース ニコニコニュース Googleニュース スマートニュース グノシー ニュースパス dメニューニュース Apple ポッドキャスト Amazon アレクサ Amazon Music spotify・ポッドキャスト
    支援