株式会社日本旅行は、茨城県の第3セクター鉄道ひたちなか海浜鉄道で『鉄道員体験プログラム』を2013年1月30日から発売開始した。
今回日本旅行から発売されたツアーは商品名が『ひたちなか海浜鉄道 「鉄道員体験プログラム」』、ツアーは2013年3月9日(土)~10日(日)の1泊2日で実施される。申し込み締切は2月28日(木)。
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ツアーはプログラム初日に行われる『ひたちなか海浜鉄道入社式』からスタート。
入社式が済むと早速『翌日の臨時列車編成作業』、『臨時列車ダイヤ作成』、『運行車両選定』、『編成会議』、そして翌日には『貸切列車乗車体験』、『那珂湊駅構内に停車した車両の清掃』や、『車内放送体験』、『ドア扱い体験』など、鉄道運行に関する“業務”が参加者を待ち構えている。
参加費は6,000円(おとな、こども同額)。募集人数は30名(最少催行人員20名)。
宿泊は那珂湊 春日ホテル(和室) 男女別相部屋(3~4名で申込の場合は、男女に関係なく1室確保)。
ひたちなか海浜鉄道湊線は、今年開業100周年を迎える。
茨城県ひたちなか市の常磐線勝田駅から阿字ヶ浦駅まで走る、ひたちなか市と茨城交通が出資する全長14.3KMの第三セクター鉄道。
路線の半分が鹿島灘沿いを走っており、東日本大震災では、線路は大部分が海岸から1KM程度内陸を走っているため津波の直撃こそは免れたものの、一部区間で路盤が損傷。約4ヶ月に渡り全線で運行を中止していた。
ひたちなか海浜鉄道を走る車両は、7両のうち5両が廃止になった私鉄や第3セクターで活躍していたもので、最古参の車両は今年製造50年を迎え、鉄道ファンには有名な存在。
<日本旅行 水戸支店ツアー用ホームページ>
<ひたちなか海浜鉄道HP>