1992年から1993年にかけて、当時600万部以上の発行部数を誇った 週刊少年ジャンプ。
『ドラゴンボール』『SLAM DUNK』『幽☆遊☆白書』『地獄先生ぬ〜べ〜』など日本漫画史に残る大ヒット漫画が連載される“ジャンプ黄金期”において、一年足らず連載された異色の漫画『究極!!変態仮面』(あんど慶周)があった。
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ドM の刑事とSM女王様の間に生まれた、主人公・紅游高校拳法部員の色丞狂介(しきじょうきょうすけ)。狂介は女性用パンティを被ると人間の潜在能力が100%引き出され超人“変態仮面”に変身することができる。登場すれば悪人に笑われ、助けた人には逃げられる……。誰からも賞賛されない異端のヒーロー“変態仮面”……。
ファンの間では「記録よりも記憶に残る伝説のコミックス」と呼ばれたその作品が、連載終了から20年の時を経て、作品の熱狂的ファンである俳優の小栗旬の猛烈プッシュを得て実写化されることが決定した。
映画版では原作の 『究極!!変態仮面』からタイトルを『HK/変態仮面』に変更。公開は2013年4月6日から新宿バルト9で先行公開、4月13日から全国公開となる。
なお、主役の“変態仮面”には、小栗旬が「亮平以外には考えられない!」と指名した、盟友 鈴木亮平。
初の単独主演となる鈴木亮平は、変態仮面の筋肉質な肉体を実現するため、体重を15キロ増量。そこから脂肪を削ぎ落とし続けるという体作りを一年以上に渡って取り組み本役に挑んだ。
ヒロインは、「仮面ライダー フォーゼ」のヒロイン役で大注目の清水富美加。正統ヒーローもののヒロインを演じ注目を浴びる高校生女優が、「変態仮面」で再びヒーロー作品のヒロインを演じている。
脚本・監督を務めのは、「勇者ヨシヒコ」「コドモ警察」「俺はまだ本気出してないだけ」を手がける福田雄一。福田は「今、最も面白い作品を生み出す男」として業界内外から注目される監督。
そして本実写化企画の発起人・小栗旬も脚本協力として参加している。
さらに主題歌には、国内外で人気のMAN WITH A MISSIONの「Emotions」に決定している。MAN WITH A MISSIONにとってはこれが初の映画主題歌提供になる。
▼『HK/変態仮面』予告編(01:25)
http://www.nicovideo.jp/watch/1361182692
――出演者、スタッフコメント
●鈴木亮平(29)
変態仮面という日本が誇る究極のヒーローを演じることになり、とても光栄に感じています。
「週刊少年ジャンプ」を代表する作品ということもありプレッシャーは甚大ですが、一切の妥協を排した変態仮面をお見せできるよう、この一年間肉体と精神の準備を重ねてきました。
迫力ある生身のアクションはもちろん「俺は変態じゃないんだ!」という思春期の悩みに苦しむ少年の心を真摯に演じきりたいと思います。
「正義」とは何か、「変態」とは何か、それをじっくりと考えていただける重厚な作品になりそうです。
●清水富美加(18)
(現場で初めて鈴木さんの肉体を見たときは)ごめんなさい、ほんとに 良い体で、気分はエクスタシー!
でした。愛子と言う役で、この体に守られるのかと思ったら、テンションあがりました。鈴木さんはお弁当を持参していたり休憩中にダンベルを持っていたりしていたのですごい!努力の賜物なんだ!
すごい!役者魂だ!と、見惚れておりました。(演じる姫野愛子は、)THE 清純派で可愛い人気者って私が演じて良いのかー?って抵抗あったんです
けど女の子女の子した子はこんな感じ!と喋り方や仕草を気にしながらやるのは面白かったです。
それに、ど天然で“変態仮面”が大好きな子なので、唯一まともそうに見えてそうでもなかったので周りのキャストさんも演じる役もインパクト強すぎて驚いたんですけど、なるほど、このキャラでここにいても大丈夫、って思いました。とても勉強になります!
●Jean-Ken Jhonny (MAN WITH A MISSION) ※主題歌「Emotions」を提供
映画『変態仮面』ノ主題歌ニ我々ノ楽曲『Emotions』ガ使ワレル事ニナリ、光栄極マリナイデス。
主人公同様我々モ容姿デ誤解サレル事ガ多イコノ世ノ中、シカシ大事ナノハ心デアリ情熱、マサニEmotions。皆様、是非映画モ楽曲モ楽シンデ下サイ。
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