新たなライヴエンターテイメントを創出する多次元プロジェクト“The Fool”の第1回作品『ノブナガ・ザ・フール』。
現在テレビアニメも放送されているが、その舞台プロジェクトの第二弾「ノブナガ・ザ・フール 第2回公演act.2~乱の恋人~”」が、4月6日TOKYO DOME CITY HALLで公演される。
昨年12月の第1回公演に続き、第2回公演では、ジャンヌ、カエサル、ダ・ヴィンチといった西の国のメインキャスト、さらには東の国・ヤマタイ国のヒミコが登場する。
公演に先駆け、当日会場で販売される公式ヴィジュアルブック(パンフレット)の撮影の様子が公開された。
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都内の撮影スタジオにて数日間にわたって行われたヴィジュアルブックVol.2の撮影は、LiveVoice、LiveAct含め、総勢17名が参加。
初日はヒデヨシのLiveVoiceの梶 裕貴が「目線は? 身体の振り方はこれでいいですか?」とアートディレクター氏、カメラマン氏と随時ディスカッションしながら様々な表情を見せた。
2日目はカエサルのLiveVoiceの中村悠一が、冷静かつ大人な雰囲気で撮影に挑み、LiveActの北村諒との2ショット撮影では、中村の後ろでカエサルをイメージしたポーズを次々と繰り出す北村に、「(マントを)引きずる音がすごいっすね」と中村。
北村も「内心テンション上がってます!(笑)」とカエサルになりきっていた。
イチヒメのLiveVoice茅原実里の撮影では、「難しいですね、こっちかな?」と手に持った扇の位置を変えながら、凛としたイチヒメにぴったりの表情をつむぎ出す。
3日目にはダ・ヴィンチの撮影が行われ、雰囲気は一変、LiveVoice杉田智和が、飛び跳ねたり、変顔や難解なポーズを決めたりと、スタジオ中が楽しい雰囲気に包まれる。「ダメですか? やりすぎですか?(笑)」と言いながらもしっかりとダ・ヴィンチな表情も見せており、予定よりも早く撮影は終了した。
4日目はいよいよ主役のノブナガが登場。赤の差し色をポイントにした衣装に身を包んだLiveVoiceの宮野真守が登場するとスタジオは一気に華やかな雰囲気に。
LiveActの加藤靖久とのノブナガ2ショット撮影で、ノブナガの持つ強さや繊細さ、かっこよさを表現。撮影時でも演じる者同士、息の合ったコラボは圧巻。
宮野のポートレイト風のソロカットでは、「いろいろやってみます」と、儚さや、やんちゃさも加わった表情も見せ、ノブナガの様々な側面を想起させる写真がたくさん撮影された。
撮影最終日はジャンヌから。LiveVoiceの日笠陽子とLiveActの川上愛の2ショット撮影に続き、日笠のソロカットでは、優しくクールなイメージで撮影が進む。
「こんな感じですか?」と、アートディレクター氏やカメラマン氏に聞きながら、どんどん表情が深くなり、何度も「いいすね!」の声が掛かった。女性スタッフからも「キレイ…」とため息が漏れるほど。
続くミツヒデのLiveVoice櫻井孝宏の撮影は、時折、コミカルなポーズをとって楽しい雰囲気を作り出しながらも、ミツヒデの持つ冷静さや“影”をしっかりと表現。
ラストはヒミコ。LiveVoiceの東山奈央、LiveActの大野未来の2ショット撮影では初セッションとは思えないほどの息の合った表情を見せ、スタッフから「かわいい!」の声が絶え間なく続く。東山のソロカット撮影に移り、これまで撮影サンプルの中から宮野の写真を見つけ、「ワラワの婿殿じゃ~!(ヒミコ声)」と大興奮。華やかかつ楽しい雰囲気で全ての撮影が終了した。
「正直、いい写真がありすぎてどれを使っていいか迷います!」とアートディレクター氏。演者、スタッフのクリエイティヴ魂が溢れたヴィジュアルブックVol.2にも期待がたかまる。なお、当日はヴィジュアルブックVol.1も若干数販売が予定されている。
【出演者】
ノブナガ(LiveVoice:宮野真守/LiveAct加藤靖久)
ジャンヌ(LiveVoice:日笠陽子/LiveAct:川上愛)
ミツヒデ(LiveVoice:櫻井孝宏/LiveAct:志村朋春)
ヒデヨシ(LiveVoice:梶裕貴/LiveAct:安達勇人)
ダ・ヴィンチ(LiveVoice:杉田智和)
イチヒメ(LiveVoice:茅原実里/LiveAct:安宅陽子)
カエサル(LiveVoice:中村悠一/LiveAct:北村諒)
ヒミコ(LiveVoice:東山奈央/LiveAct:大野未来)
チャチャ / ハツ / ゴウ(奈波果林/梅村結衣/高橋紗妃)
(取材・文/高橋公子)