オリジナルアニメーション『銀河神風ジンライガー』(通称、新J9)の制作プロジェクトから、主題歌担当の山本正之氏離脱が6月2日、発表された。
このプロジェクトは、テレビ東京で1981年から1984年の間に放送された『銀河旋風ブライガ―』『銀河烈風バクシンガ―』『銀河疾風サスライガ―』からなる全3作のJ9シリーズで、原案・シリーズ構成を担当した山本優氏発起人、そして主題歌を担当していた山本正之氏が加わり、オリジナルアニメーション『銀河神風ジンライガー』制作を目的に立ち上げられたもの。
J9シリーズを制作・版権保有している国際映画社とは、今回の制作に関しては関係ないとされながらも、核となるスタッフはそのままという事もあって、4月のプロジェクト発表の際にはファンから『新J9』として大きな注目を集めた。
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今回、山本正之氏が離脱する理由について、プロジェクト発起人の山本優氏は「作品に対する考え方と音楽の位置づけについて、大きなズレがある」ことが判明したためと説明。
山本優氏作詞で、既に発表されていた主題歌歌詞については、元の原作詞に戻し新たに手を加え、タイトルを『Galaxy Divine wind』副題『「銀河神風ジンライガ―」主題歌』としたことも発表された。
今後は、日本語版のみならず英訳詞にふさわしい「素晴らしい作曲家を必ず探し出して見せます。」と、発表文の中でファンに誓っている。
その他、今回の発表の中では、アニメ化プロジェクトは着々と進行しており、6月末には歌手名を発表できそうだということ、そして注目の声優についても準備が整いつつあることが発表されている。