97年に発売された一部電子レンジに、隠しコマンド「沖縄モード」の存在が今年9月に発覚し話題になったシャープ。そのシャープがこれまた物議を醸す炊飯器を実は世に放っていたと話題になっています。
ネットの意見はというと、「ぼっち仕様ww」「むなしくなるだけだろ!」「シャープはスカイネットを作ろうとしてる」「その優しさが人を傷つける」「母さん……」などなど。
その渦中の商品は、誕生日登録機能がついたヘルシオ炊飯器!!
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シャープば昨年「おはよーダーリン、起きてー!」などと妹のような可愛い声で生活に溶け込んでくれるロボット掃除機「プレミアムなCOCOROBO<妹ver.>」(ココロボ)で家電の擬人化甚だしく「けしからん」「もっとやれ」との声に便乗するかのような現代風の企業戦略が有名。
このヘルシオ炊飯器にもココロボと同じく「ココロエンジン」とよばれる、人を励ましたり操作方法を教えてくれたりと何かとココロ配りしてくれる人工知能が搭載されています。そこで、誕生日を登録しておくと、当日、開けたときに音声と音楽が流れて祝ってくれるそうです。
公式サイト上で音声が公開されており、聞くと「チャーンチャーンチャララーン」と豪快なBGMが鳴り響き、女性の声で「お誕生日おめでとうございます!」とテンション高めによびかけてくれます。
思わず「ぼっちの誕生日もこれで最低一人(?)はおめでとうって言ってくれるな」とかやはり考えちゃいました。 「家電が話し相手になってくれるから寂しくない」、という未来はすぐそこまで来ているのかもしれませんね。
(文:大路実歩子)