「出る杭は打たれる」という言葉がありますが、出方=はみ出し方が異質すぎて打てるものが殆ど現れないスナック菓子業界の異端児「湖池屋」がこの度、ダンスヴォーカルユニット「新しい学校のリーダーズ」との“はみ出しプロジェクト”の一環として、カタカナ人文字ジェネレーターを制作するというある意味ぶれない謎個性を発揮しています。

【関連:湖池屋の野望「ポテチを第4の朝食定番へ」→ホテル朝食ビュッフェで提供】

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▼湖池屋「はみ出し」の歴史(ほんの一例)

・2012年6月:当時の「メガ」ブームに乗って通常比5.7倍のポテトチップス発売 ←これはまだいい

・2014年9月:スナック菓子を食べるときに指につく粉対策として「対策ロボ」を本気で開発 ←この辺から変な方向にはみ出し始める

・2014年12月:「ポテトチップス みかん味」を発売。意外とうまいと評判に ←たぶんこの辺で妙な自信をつける

・2015年5月:朝食マーケットに挑戦したいと「ポテトチップス もも味」「バナナ味」を発売。またまた意外といけると話題に。 ←変なビッグウェーブを乗りこなし始める

・2015年12月:クリスマス商戦に参加したい!と言い出し大冒険商品「ポテトチップス 苺のショートケーキ味」発表。 ←この辺から独走状態に

・2016年5月:またまた「ポテチを第4の朝食定番へ!」と言い出し「ポテトチップス トースト味」、「牛乳味」、「りんご味」を連打 ←もう誰も止められない

・2016年12月:カタカナ人文字ジェネレーター発表 ←【NEW!!!】
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 以上が、ざっとした湖池屋の「はみ出し歴」なわけですが、おわかりいただけただろうか?業界内で追従するものがほとんど現れない、その独特すぎる湖池屋の大・冒・険を!!

■カタカナ人文字ジェネレーター「はみ文字」は人文字で作られている

 2016年7月、湖池屋と「新しい学校のリーダーズ」がタッグを組み、「はみ出しプロジェクト」なるプロジェクトを発足。

 このところの「出る杭は徹底的に打たれる」という不寛容社会である一方、「ルールは守って、個性をはみ出す」という「はみ出し」を目指す若者も徐々に増えつつある点に湖池屋がロックオン。 個性と自由ではみ出す「新しい学校のリーダーズ」と共に、はみ出す若者を応援していく新プロジェクトとして立ち上げたそうです。

 そのプロジェクトの一環として発表されたカタカナ人文字ジェネレーター「はみ文字」は「新しい学校のリーダーズ」のメンバーによる人文字。全108文字(カタカナ、濁点・記号・顔文字の合計)が作成されました。ちなみに、今年10月に都内某所で行われた12時間以上にも及ぶ撮影のあとメンバーは「人生でいちばん天井を見つめた日だった」とコメントしています。……お疲れさまです。

スマホ画面

 はみ文字は湖池屋「はみ出しプロジェクト」サイト内特設ページよりダウンロードできます。LINEやTwitterなどで使用可能。人文字で一文字一文字作られた文字なので、他には出せない個性を醸しています。しかもカタカナがメインなので、使い方によってはかなりシュールなやりとりが楽しめそうです。利用・ダウンロードは無料。

(HideI)