クリスマスが近くなり、今年もあちこちで「クリスマス中止」「クリスマス阻止」を呼びかける声が聞こえてくるようになりました。今年は23日から3連休となるため、一足早めに冬休みに突入する方もいるようですが、編集部では出勤したがる記者が多く、出勤が決まったものは皆やる気をみなぎらせています。
さて、そんな私生活では単独クリスマス=クリぼっちの予定が多い編集部宛に、来年公開の”ラブラブリア充映画『PとJK』”より予告編解禁のお知らせが届きましたよ!早速紹介紹介!(キラッ)
『PとJK』の原作は三次マキさんの同名少女漫画で『別冊フレンド』(講談社)にて大人気連載中の作品。2017年3月25日には今回予告編の解禁された実写化映画が公開決定しています。主人公2人には今をときめく亀梨和也さんと土屋太鳳さんが起用されています。
そんな『PとJK』は警察官と女子高生が恋に落ちるも、その立場上付き合うことが難しいために結婚しちゃうという物語なんです。そもそも2人の間に何かしらの障壁があったら、シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』では幼い2人は死を選び、『ベルサイユのばら』では2人とも死に、現代でもアニメ『スクールデイズ』では結ばれる思いきややっぱりデッドエンド。恋愛における障壁は死に至るか結ばれない結末に至る物語が感動を生み出し人々の心を捉えてきました。
しかし、最近では映画『君の名は。』が記録的ヒットを飛ばし「恋愛に障壁があっても突破すればいいのでは?」という強さが求められるようになったのかもしれません。
そこで『PとJK』です。これまでだったら、普通はこんなストーリーになっていたと思うんですよ。
【筆者妄想ストーリー】
「女子高生と警察官だから世間の目を盗んで交際を愛を育んでいく中でバレて別れさせられそうになり、じゃあ結婚しようとなっても親に反対され、でも別れたくないから駆け落ちでもするかとなった約束の日に運悪く突然の事件で駆り出され巻き込まれて重症を負い、結局意識不明になったから駆け落ちの約束を反故してしまう形になりそのまま疎遠に……数年後、20歳になった女子高生と再会して結婚することになってハッピーエンド」
しかし、全てをすっ飛ばして「女子高生だけど16歳過ぎてるから結婚しちゃえ」となる清々しいストーリーが受けたのは、まさに時代の流れに乗ったからだと言えるのではないでしょうか。
いいですか、(恋愛的に)瀕死な人は間違いなく予告編だけでも息を根を止められるので心して見てくださいね!!
■映画『PとJK』
・監督:廣木隆一
・脚本:吉川菜美
・原作:三次マキ『PとJK』(講談社「別冊フレンド」連載)
・出演:亀梨和也 土屋太鳳
高杉真宙 玉城ティナ 西畑大吾(関西ジャニーズJr.)/ 村上淳 ともさかりえ 大政絢 田口トモロヲ
(C) 2017 「PとJK」製作委員会
(大路実歩子)