2016年で原作漫画の連載が30周年、そしてテレビアニメ放映が26年目を迎えた『ちびまる子ちゃん』は、現代でも多くのファンに支持されています。
その「連載30周年記念! さくらももこ脚本まつり」の締めくくりとして、『連載30周年記念!1時間スペシャル』の冒頭にゴールデンボンバーのメンバーの出演が決定しました。彼らは2016年4月からオープニング主題歌「おどるポンポコリン」を担当し、OP中にアニメキャラとなって登場中です。
OPで既にアニメ化がされているわけですが、今回はメンバーがアニメ本編冒頭でさくら家を訪問。しかも普段の格好ではなく鬼龍院翔さんがお父さん、喜矢武豊さんがおじいちゃん、歌広場淳さんがお母さん、樽美酒研二さんがおばあちゃんに扮装しています。発表された画像を見ると、見た目ちょっとややこしいことになっていますが、ファンにとっては見逃せない演出ではないでしょうか。
なお、今回のスペシャルに際してメンバー全員がコメントを寄せており、中でも樽美酒さんは「さくら家は芸能界の大先輩だから、みんな萎縮して最初のテイクは声が小さいという…俺なんて“イエ~イ”の一言を寝ずに練習したもん。役者担当だけあって、喜矢武はうまかったし、こなれてたよね。月9のオファー来るんじゃない? (後略)」と語っていました。
『連載30周年記念!1時間スペシャル』の放映は3月19日(日)午後6時から午後7時までとなっています。
<以下、コメント全文>
鬼龍院翔
「オープニングが決まった時、正直もしかして本編登場もいつかあるかと期待していたんですが、その後数ヶ月たってしまい…諦めかけていたまさに今このタイミングで叶うとは! 普段は台本とか全然読んでこないメンバーも今日は練習量半端ないよね。でもアフレコはすごく緊張した。ぼくたちの登場を見て、お子様達が混乱しないといいな。親御さんはぜひ優しく説明してあげて下さい。そしてお子さんとご一緒に楽しんで下さい」
喜矢武豊
「ずっと本編にも出たい出たいと思っていたので、危うくフジテレビさんに抗議の電話をするところでした(笑)。ようやく叶って嬉しいです。さくら家のみなさんの声がすごく聞き慣れていたので、その中に自分の声を入れるというのが、違和感というか、恐れ多いというか。本番になると“さくら家”を汚してはいけない! という大きなプレッシャーに襲われて、今まで色んな仕事をしてきた中でもこんなに緊張したことあったっけ? っていう位。頑張ったので、月9のオファーも待ってます! さくら家は自分の家族よりも、家族(笑)というくらい思い入れがあって。今回その輪に入れて嬉しかったです」
歌広場淳
「オープニング曲を担当できるだけでも嬉しかったのにまさか、さくら家に侵入できるなんて! しかもキャラクターに扮装できるというにくい演出で。僕はまさかの髪をツートンカラーに仕上げて頂いて、すごくパンクな感じで。まさかのお母さんが非行に走る感がでちゃってます。とにかくゴールデンボンバーらしさを出していいと言っていただいたので、びっくりしたけど、安心してできました。もう2度と見られないスペシャルな共演だと思うので、しっかりと目に焼き付けてください!」
樽美酒研二
「幸せを噛みしめながらアフレコをやらせていただきました。僕はおばあちゃんの格好でも顔の印象が強すぎて、自分得したな~と思いました(笑)。さくら家は芸能界の大先輩だから、みんな萎縮して最初のテイクは声が小さいという…俺なんて“イエ~イ”の一言を寝ずに練習したもん。役者担当だけあって、喜矢武はうまかったし、こなれてたよね。月9のオファー来るんじゃない? あとはこのメイクで、お子様たちが泣かないか心配です(笑) 」
(大路実歩子)