ガンホー・オンライン・エンターテイメント(以下、ガンホー)が5月15日、運営するMMORPG『エミル・クロニクル・オンライン』(以下、ECO)のサービス終了を発表した。

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ECO公式サイトのスクリーンショット

 ECOは、2005年12月にサービススタートしたオンラインゲーム。ガンホー、ヘッドロック、ブロッコリー3社が共同開発した作品で、イラストはいわゆる「萌え系」。「ハートフルオンラインRPG」をキャッチコピーに展開され、多くのファンを獲得した。また、マスコットキャラクターのタイニーはじめキャラクターの人気も高く、ゲーム外では積極的にグッズやイベントを展開。さらには他コンテンツとのタイアップも盛んで、オンラインゲーム業界における「タイアップ企画」の基礎を作った作品の一つでもある。

 サービス終了にあたっては5月15日にEXTRA Shop Pointの付与が終了。25日にエンディングに向けた大型アップデートがあるという。他にも、エクストラアイテム(30日)のShop Point返還やポイント、公認店舗のサービス終了などを順次予定。8月31日10時をもってサービス終了となる。

 なお、今発表をうけネットではかつて一度でもプレイしたプレイヤー、さらに現役プレイヤーから終了を惜しむ声が多くよせられている。Twitterでは一時「エミル・クロニクル・オンライン」と、略称の「ECO」がトレンド入りしたほど。長きにわたり愛されたECO。残りわずかな期間ではあるが、一度でもプレイしたことのあるプレイヤーは昔を懐かしみ最後にもう一度ログインしてみてはいかがだろうか。

(HideI)