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野原ひろしの藤原啓治とラムちゃんの平野文が方言しゃべる動物夫婦に

 11月22日は「いい夫婦の日」。それに合わせて凸版印刷から、夫婦のコミュニケーションを助けるアプリ「ふたりの」がリリースされました。それと同時に公開されたWEB動画、これがかわいい夫婦の姿を映してて素敵なんですよ。ええ、とっても「もふもふ」で。

 夫婦役を演じるのは、『うる星やつら』のラム、『アウトランダーズ』のカームなどで知られる平野文さんと、『クレヨンしんちゃん』の野原ひろしなどで知られる藤原啓治さん。もふもふな動物たちが各地の方言で夫婦の会話を繰り広げています。種類は全5種類。

  •  取り上げられている方言と動物はというと

     1 茨城弁のねこ夫婦
     2 広島弁のニホンザル夫婦
     3 北海道弁のウサギ夫婦
     4 京都弁のイヌ夫婦
     5 秋田弁のペンギン夫婦
     
     字幕は共通語になっているので、動画で聞くとこの言葉が方言だとこんな表現になるのね、という感じが判ります。茨城弁の平板なイントネーションで語尾だけ上がるところや「ごじゃっぺ(むちゃくちゃ。わからずや。でたらめ等)」とか、やたらと語尾に「さ」がつく北海道弁とかおもしろいです。それぞれのストーリーを見ていると、ニホンザル夫婦の関係が一番微笑ましく思えます。京都弁の奥さんは、ちょっと小悪魔的。秋田弁のペンギン夫婦、「みんなさ知らせてくる!」って行っちゃった夫は、ちゃんと戻ってきたんでしょうか……。

     平野さん、藤原さんとも、実写の動物にアテレコしたのは初めての経験だったそう。お二人が難しいと思ったものをうかがうと、それぞれ演技者としての興味深い視点からコメントしてくれました。

    藤原啓治さん
    「猫がご飯を食べているだけの絵にあの会話をアテるという不自然さを感じたりしながら、逆にそれが面白みなんだろうなと思って、あえて映像を気にしないようにするのが難しかったですね。絵だけ見てたら別にそんな会話しているように見えないのに、別の会話になっているギャップみたいなのが面白みになったらいいなと」

    平野文さん
    「京都弁が一番難しかった。発音が元々違うんですよね、東京と京都で。東京弁ってストレートでしょ、京都ってま~るいというか、私はまっすぐ声を出してしまうので。今回どうですかね、京都の方にどう思われるかドキドキしちゃいます」

     さて、この「ふたりの」は、月間3億PV以上を誇る電子チラシサービス「Shufoo!」を手がける凸版印刷が新たにリリースした、夫婦のコミュニケーションを助けるアプリ。凸版印刷が全国の既婚の一般男女4万3953名を対象に行った「夫婦のスケジュール共有」に関する意識調査によると、妻が夫に最も把握してほしいことの第1位は「子供の行事予定」(48%)、夫が妻に最も把握しておいてほしいことの第1位は「自分の外出予定」(34.2%)と、夫婦の間で微妙にズレがあることが明らかになりました。そして「家族での行事は大切」だと85.7%の夫が思っているにも関わらず、予定を把握しているのは50.3%に過ぎないというギャップも。

    (凸版印刷株式会社『ふたりの』調べ)

    (凸版印刷株式会社『ふたりの』調べ)


    (凸版印刷株式会社『ふたりの』調べ)

    (凸版印刷株式会社『ふたりの』調べ)

     そこでこのアプリでは、お互いの予定や共有しておきたい情報、相談事やお願い事など、夫婦間でついおろそかにしてしまいがちなことを共有することができるようになっています。どちらかが内容を更新すれば、必ずアプリ起動時にその内容が表示されます。つまり「言ったじゃない!」「聞いてないよ!」を置きにくくするツール。 しかもこのアプリは夫婦二人だけ、文字通り「ふたりの」プライベート空間なので、他のユーザーへの誤送信がありません。さらにオリジナルスタンプなども用意されているので、ふたりそれぞれの個性を生かしたコミュニケーションを実現できるそうです。

     対応OSは、iOS8.0以降/Android4.4以降。2017年11月22日〜2018年1月31日の期間に「ふたりの」をダウンロードし、パートナー紐付けを完了した方から抽選で100名に、3000円分のデジタルカタログギフトが当たるキャンペーンも実施しています。

    (咲村珠樹)

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