2018年3月27日に株式会社明治から発売された生菓子「明治禁断の食べるはちみつ(130円税別)」が何やらネット上をざわつかせていました。

 商品自体の説明によると、はちみつをそのままカップに詰めたかのような味わいで、「ほろにがレモンソース入り」とか。今までにない新食感のスイーツとあれば、普通なら期待値もグーーーーーーンと上がるところ。

 しかしこちらの商品を食べた人のツイートを見てみると「カブトムシの気分になれる」や「表情筋が消えた」「これ本当に禁断」などの評価がずらり。ハッシュタグ「#禁断のはちみつを許すな」というものまでできています。

 う~~ん。逆に気になってしまうではないか!ということで、実際に購入して食べてみることに!

 フタのフィルムに「とろ~り幸せ新食感」とキャッチコピーが書いてあるとおり、写真ではゼリーをすくい上げたスプーンからこぼれ落ちそうなレモンソースが、これから口の中に入れる至福のひと時を予感させます。

 さっそくフタを開けてみると「……あれ?」と拍子抜け。ほろにがレモンソースはいずこへ。どうやら既にゼリーの中に入っている様子。フタの写真からプリンのような感じなのかと思いきや、半透明のゼリー状。

 一口すくい上げて食べてみたところ、なんだかねっとり舌に残る感覚。味はというと、カナダ産のはちみつを使用しているとのことですが、普通のハチミツよりも甘さ控えめで、後からかすかにカナダ産独特のハチミツの香りが感じられます。レモンソースの酸味もあまり主張せず、全体的に控えめな印象。

 もぐもぐ、なるほど、これが「禁断」の味なのか……と、味を確かめながらネットの意見どおり私の顔からも表情筋が消えていきました。最後、ネットの意見にあった「紅茶にまぜるといい」というのも一応試してみましたが、いまいち溶けきらず。これは温かい紅茶に入れれば良かったのかな?と後悔。

 まぁ、なんというか……いろんな意味で「禁断の食べるはちみつ」であることは間違いありません。私は食べることはできましたが、人によっては激しい反応をすることもあるようなので、気になる方はぜひとも直接その舌で確かめてみてください。


(黒田芽以)