約40年前に完結した萩尾望都の代表作「ポーの一族」の、ラストエピソード“エディス”に直結する物語「ポーの一族 ユニコーン」(税別680円)のコミックスが2019年7月10日に発売されました。
また、発売にあわせてTVCMとラジオCMが制作され、CMナレーションには元宝塚歌劇団花組の仙名彩世さんが起用されています。仙名さんは、2018年に宝塚で上演された「ポーの一族」にてシーラ・ポーツネル男爵夫人を演じています。
漫画「ポーの一族」は小学館の別冊少女コミックで1972年から1976年にかけ掲載された作品。その終了から長い時をへて2016年から「春の夢」が月刊flowersにて発表されました。
今回コミックスが発売された「ユニコーン」は、2018年から2019年にかけて発表。アランが火事で炎の中に姿を消してから40年後、エドガーがベルリンである人物に出会うところから始まる物語が描かれています。なお、2019年7月号からは「秘密の花園」がスタートしています。
その他、デビュー50周年「萩尾望都 ポーの一族展」が7月25日~8月6日まで、松屋銀座8階イベントスクエアにて開催されます。「ポーの一族」を中心に半世紀の軌跡をたどる原画展となっており、シリーズ最新作や本展のための描き下ろしを含む原画、予告カットなど200点を展示。宝塚歌劇団公演の衣装や小道具も特別展示されます。
▼仙名彩世さんコメント
この度、『ポーの一族 ユニコーン』のCMナレーションを務めさせていただいたこと、 とても光栄に思います!
私自身も、萩尾先生の紡がれる物語の世界に完全に魅了されているファンの一人です!
今作では、どの様な展開が待っているのか。
あぁ、早く読みたい…という気持ちが止まりません!!
情報提供:株式会社小学館