「親の心、子知らず」とはよく言ったもので、ジャンガリアンハムスターのみるくくん(5か月/オス)が、ある日家の中で行方不明になる騒ぎがありました。勿論、飼い主さんは必死に捜索。
しかし……当の本人は気にも留めていなかったようで……。
みるくくんの飼い主であるきりさんが、7月28日に「散歩中に突然みるくが行方不明になり、どれほど探しても見つからず……」とTwitterに投稿しました。
カーテンを全部はずしてレールを確認しても、みるくくんはいなかったそう……。どうしよう……、と諦めかけたそのとき、偶然手にしたホウキの影に、みるくくんの姿を発見。どうやらヒマワリの種を隠れ食いしている最中だったもようです。足下には、種の殻が散らばっていました。
投稿された写真には、「いきなり部屋のドア開けられて困惑です」みたいな顔でこちらを見つめる、みるくくんが。きりさん曰く「快適な個室だったらしく出てきません」とのこと。無事に見つかって良かったものの、まったく、人騒がせなみるくくんですね……。
きりさんにお話を伺ったところ、みるくくんは「性格は大人しく、運動オンチです。ゴロンと寝てるのが大好きなのんびり屋です」と、話してくれました。
ちり取りとホウキは、いつもケージを置いているラックの最下段か手前の床に置いているそうで、いつも「その周辺を散歩しています」とのこと。「私が知る限り、(今回のケースは)初めてだと思いますが、今日も入っていったので気に入っているようです……」と教えてくれました。
「カーテンを全てはずして探した後、サッと床掃除しようとしたら、ちり取りにいたのでビックリしました」と語る、きりさん。「最初てっきり閉じ込められていたと思ったので(実際は自分で入っていたようですが)、閉じ込めてしまったことを申し訳なく思うと共に、ホッとして泣きそうになりました」と、その時の心境について話していました。
しかし、「何やら急にドアを開けられて迷惑そうなのと、居心地が良かったらしく出てきてくれなかったので、感動の再会には程遠かったです……」と残念な様子。
この投稿には、約4万5000件のリツイートと、約20万件のいいねが付き、「キョトン顔が可愛いです」「見つかって本当に良かった」「すごいところに隠れてますね」など、多くのコメントが寄せられています。
散歩中に突然みるくが行方不明になり、どれほど探しても見つからず、運動オンチなのにまさかと思いながらカーテンを全部はずしてレールを確認してもおらず、泣きそうになりながら床掃除しようとしたら
快適な個室だったらしく出てきません pic.twitter.com/x1wDbpk3MU
— きり (@kiririham) July 28, 2020
<記事化協力>
きりさん(@kiririham)
(佐藤圭亮)