他人に寝顔は見られたくない。そう思っている方も多いはず。無防備な表情がどうなっているか、自分も知らない顔を見せたくないのは理解できます。きっとペットでも寝顔を見られたくない、という子がいるんじゃないかな……と思っていたら、あまりに無防備すぎてソーゼツな表情になってるにゃんこさんをTwitterで発見しました。

 白目を剥き、上下の牙を剥き出しにして寝てるにゃんこ。……ものすごくイカツイ表情ですが、雰囲気はとっても安らかでリラックスしてそう。「あまりにブスすぎて吹き出す飼い主」という言葉とともにTwitterに投稿された動画では、あまりの表情に抱っこしている人の吹き出す声も聞こえます。

 この子はTwitterユーザー、雑種犬マロンと拾い猫ハナ(@malon_inu)さんのお宅にいるハナちゃん。拾い猫のため正確な年齢は分からないとのことですが、動物病院の先生の見立てによると8~9歳くらいの女の子だそうです。

 ハナちゃんは病気の影響で鼻の通りが悪く、どうしても口呼吸になってしまうことから、寝ている時は口が開いてしまうんだとか。また、顔面麻痺もあるそうで、そのため目をうまく閉じることができず、半開きで白目を見せた状態で寝てしまうといいます。

 続くツイートでは「ちゃんと可愛いからブスなんて思わないでよね」の言葉とともに、普段のハナちゃんが紹介されています。

 シャムやトンキニーズのように、顔の部分の被毛が濃色な顔立ちで、青い瞳が印象的。ピンと美しい二等辺三角形のお耳も素敵ですね。

 体のこともあり、ちょっと寝顔は残念なハナちゃんですが、こんな表情を見せるのは、飼い主さんを信頼しているがゆえのこと。ハナちゃんも「この人なら寝顔を見せてもいいわ」と思っているのかもしれませんね。

<記事化協力>
雑種犬マロンと拾い猫ハナさん(@malon_inu)

(咲村珠樹)