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吉田鋼太郎と佐藤二朗が爆笑アドリブ全開 ファンケルWEB動画で共演

 俳優の吉田鋼太郎さんと佐藤二朗さんが共演するWEB動画「ほっとけない健康ニュース リモートワーク篇」が10月12日に公開されました。

 吉田さんと佐藤さんといえば、お二人とも個性派過ぎる個性派俳優。今回の動画でもアドリブ全開で笑わせにきています。

  •  公開された動画は、ファンケルが販売している「健康数値サポートシリーズ」のWEB動画として制作されたもの。そこで、吉田さんは血圧サポートのイメージキャラクター、佐藤さんは内脂サポートのイメージキャラクターとして、健康管理の大切さをコミカルに伝えています。

     WEB動画「ほっとけない健康ニュース リモートワーク篇」では、吉田さん演じる“不健康をほっとけない吉田健康太郎アナウンサー”と、佐藤さん演じる“つい不健康をほったらかしにしてしまう佐藤二朗さん”が、ニュース番組の中でほとんどかみ合わない意見を主張し合うストーリー。

     佐藤さんは、芝居の稽古として行っていた“リモートワーク”が、いつしか“リモート打ち上げ”になってしまい、明け方までダラダラと過ごしてしまっていました……。そんな佐藤さんを、「ほっとけない健康ニュース」のキャスターを務め、自他共に認める“不健康をほっとけない男”の吉田アナウンサーがスタジオに招き、「自身の健康についてどう考えているのか」と問い詰めます。

     しかし、佐藤さんは意に介さず、「たまたま週に1度あるかないかのですね……いわゆるレアチーズケースなわけです」などと、苦し紛れの言い訳を連発。それに対し、「高めの体脂肪率!血圧!血糖値!尿酸値!まだ言いますか!?」と、語気を強めて急き立てる吉田アナウンサーでしたが、自慢の肉体を披露しようと、いつしか自身も脱線しはじめ、舌戦はエスカレート……。最終的には、かわいいLINEスタンプを披露して仲直りします。

     理路整然と正論を述べる吉田アナウンサーと、それを苦し紛れに言い訳をする佐藤さんのやりとりに注目。随所で見られる吉田さんと佐藤さんのアドリブは必見です。

     撮影の日は、グレーのスーツを着こなしてスタジオ入りした吉田さん。監督との打ち合わせを終えると「ほっとけない健康ニュース」のセットでスタンバイ。3台のカメラを同時に使用する撮影であったことから、吉田さんはカメラの位置を念入りにチェックしていたとのこと。

     そして、報道番組のキャスターを彷彿とさせる険しい表情でカメラに視線を向けていた吉田さんでしたが、急におどけた笑顔を見せてスタッフを笑わせ、ベテラン俳優の登場で張り詰めていたスタジオの空気を、リラックスムードに変え、撮影はスタートしたのだとか。

     1カット目の撮影は、リハーサルを省いて、いきなり本番にする旨を監督から告げられると、吉田さん「えっ!?……はい!」と驚きながらも、ベテラン俳優らしく、アナウンサーになりきって演技をスタート。

     すると、長いセリフをスラスラと話し続ける吉田さんを見て、監督は何故かクスクスと笑い始めます。実はこのとき、吉田さんが話していた内容はほとんどがアドリブ。台本に書かれていないユーモラスな演技で、スタジオ全体が笑顔になり、そのおもしろいセリフに、最後は吉田さん本人も笑ってしまい、ようやく「カット」の合図が入ったそうです。

     おもしろくすることや“不健康”のキーワードを意識しすぎたためか、次のシーンでは「こんにちは、吉田“不”健康太郎です」と、あいさつしてしまうひと幕も……。

     一方、吉田さんに続いてスタジオに入った佐藤さん。「どうも、佐藤二朗役の佐藤二朗です」とあいさつすると、セリフが書かれたボード(カンペ)を見て、「オレが所望したわけじゃないですよ……いや、したけどね。いらないけどね」とポツリ。

     それを聞き逃さなかった吉田さんは、「いらないの?じゃあ片づけて!」とスタッフに指示。すると、佐藤さんは「いやいやいや……」と苦笑し、周囲は爆笑の渦に。吉田さんと佐藤さんの軽妙なやりとりは、カメラが回っていない場所でも途切れることなく行われていたとのこと。

     撮影が進むにつれ、佐藤さんは豊富なボキャブラリーを用いた予想外の演技でスタッフを圧倒。吉田さんもダンディな表情からは想像もつかないユニークなアドリブで応酬するなど、その熱気はグングン上昇!

     さらにこの日は、撮影前に監督から「思い切りやっちゃってください!」と、アドリブ解禁のオーダーが出ていたこともあり、吉田さんと佐藤さんも俳優としての経験を駆使して全力で撮影に臨み、時には息切れ寸前の表情を見せることもあったのだとか。

     撮影を終えた佐藤さんは、「これだけ(アドリブを)やって使われなかったら、監督を恨みますよ」と笑いながらつぶやき、スタジオを後にしたとのことです。

    情報提供:株式会社ファンケル

    (佐藤圭亮)

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