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超歌舞伎「御伽草紙戀姿絵」が「ニコニコネット超会議2021」でお披露目 初音ミクが初の悪役に挑戦

 4月24日~5月1日の計8日間にわたり開催されるインターネットの祭典「ニコニコネット超会議2021」。今回、「超歌舞伎」や「超声優祭」、「ボカコレ」や「ネット闘会議」、「踊ってみた」などの企画やティザーキービジュアル&キャッチコピーが発表されました。

 今回で6年目となる超歌舞伎は、新作「御伽草紙戀姿絵(おとぎぞうしこいのすがたえ)」を上演。「御伽草紙戀姿絵」は、2020年に上演を予定していましたが、新型コロナウイルスの影響により中止となり、2021年待望のお披露目となります。

  • 「ニコニコネット超会議2021」企画発表 キャッチコピーも決定

     「御伽草紙戀姿絵」の主演はお馴染みの中村獅童さんと初音ミクの2人。初音ミクが初めての悪役に挑戦します。そして劇中曲は、ボカロP・dorikoさんの作詞・作曲、ニコニコ動画で約770万回再生を誇り、「歌ってみた」や「踊ってみた」など6000件以上の関連動画も投稿されている人気楽曲「ロミオとシンデレラ」となっています。

     声優特化型イベント「超声優祭2021」は、4月24日と25日の2日間にわたって初開催。人気声優などが多数出演し、超会議でしか見られない企画が予定されており、詳細は後日発表とのことです。

    声優特化型イベント「超声優祭2021」

     ボカロ文化のさらなる発展を目指す記念日として立ち上げたイベント「The VOCALOID Collection~2021 Spring~」も 4月24日と25 日の2日間開催。ちなみに2020年12月に初開催した「2020 Winter」では、3日間でネット総来場者104万人、ボカロ作品投稿数約2000件を記録しました。

    「The VOCALOID Collection~2021 Spring~」

     今回は数多くの新作ボカロ動画が集まるランキング企画や有名なクリエイターが集結するライブイベント(25日のみ実施)、ユーザーがクリエイターを支援できる「クリエイター応援大作戦」など、様々な企画を実施する予定です。

     1日中踊ってみたづくしの特別番組「踊オフワールド」は4月29日に放送。「超連続踊ってみた」や「ニコニコクイズダンスマスター」、「超踊ってみたオフ」などの定番企画に加え、ライブ会場からの生中継も予定。

    「踊オフワールド」

     さらに新企画として、選ばれた複数のプロデューサーがニコニコ動画に投稿されている18万超の踊ってみた動画を組み合わせてバーチャルライブを作成する「超踊ってみたバーチャルライブ」や、「オリジナル振り付け」「コピー」「U20」「コスプレ」「一ネタ」の5部門で踊ってみた動画を募集し、ランキング上位者は超会議期間に開催するライブへの出演権が得られる「超踊ってみたランキング」も開催されます。

     そして、4月30日と5月1日の2日間開催されるのが、ゲームファンとゲーム大会の祭典ONLINE「ネット闘会議2021」。ユーザー参加企画や最新情報番組、アナログゲームなど、バラエティに富んだゲーム企画を予定。

    「ネット闘会議2021」

     ゲームをいかに早くクリアするかを競う「超RTA(リアルタイムアタック)大会」では、参加者が指定の期間内にユーザー生放送でプレイし、5月1日に表彰式を行います。また、ゲーム実況者の登竜門「超ゲーム実況ROOKIES(春のセンバツ)」では、公募で選ばれたルーキーたちが次回超会議・闘会議への出演を掛けて実況。

     さらに、ブレイク中の体験型ミステリーゲーム「マーダーミステリー」に、ロールプレイに定評のあるゲーム実況者たちが挑戦するほか、4月24日と25 日には日本eスポーツ連合主催の「日本学生eスポーツ競技大会:U-Champ.」も予定しています。

     その他にも、「インパクト・ミー!新・街コンラプソディ編」の発売を記念した「遊んでみた!」生放送や、約200時間にわたってテントウムシの「超」変態を一部始終ライブ配信する「超変態企画」、ニコニコ技術部やニコニコ手芸部などをはじめとした「作ってみた」ジャンルによる「超作フェスオンライン展示会」や、ボカロPを目指す人に向けた入門講座も開催されるなど、注目の企画が目白押し。

    「超変態企画」

    「超作フェスオンライン展示会」

     キャッチコピーも「はじまりのおわり おわりからのはじまり」に決定した「ニコニコネット超会議2021 Supported by NTT」は、4月24日~5月1日まで開催されます。

    情報提供:株式会社ドワンゴ

    (佐藤圭亮)

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