V6の長野博さんが主人公のダイゴ隊員を演じ、ジャニーズで初めてウルトラマンに変身するということでも話題を呼んだ「ウルトラマンティガ」。1996年の放送開始から25年、リアルな「S.H.Figuarts」として商品化されることとなりました。リリースを記念したWeb動画では、長野博さんが25年ぶりにティガと再会する様子が描かれています。
1996年9月に放送が始まった「ウルトラマンティガ」は、ウルトラマン誕生30周年ということもあり、これまでのシリーズとは一線を画し、古代文明の守護者「光の巨人」としてウルトラマンが描かれました。神々しさを感じさせる端正なマスクとともに、状況に応じて能力の異なる3つの形態にタイプチェンジすることでも話題となった作品です。
放送開始から25年となる2021年にリリースされる「S.H.Figuarts ウルトラマンティガ」は、表面的ではなく骨格から造形し、ヒーロー本来の存在感とフィギュアとしての自然な可動の両立を追求した新造形技術「真骨彫製法」を使用したフィギュア。リアルかつ、様々なポーズが実現できる広い可動域が特長です。
平成ウルトラ初期三部作(ティガ・ダイナ・ガイア)のスーツ造形に携わっていたわっていた、成田穣さんによるスタチュー原型を作成。さらに、当時ティガのスーツアクターを務めていた権藤俊輔さんのボディをポージングから手首の細部までスキャンし、骨格からの造形を実現しています。
実際のスーツに近いようなポージングを実現するべく、軟質パーツを胸、腹部、腰部に採用。さらに権藤さんのボディデータから、関節の位置も調整しました。
造形の監修には、円谷プロダクションの造形部門LSSに加え、権藤さん自身も参加。権藤さんによると、当時こだわったティガ・スーツの到達点である劇場版「THE FINAL ODYSSEY」でのスーツをモデリングの指針にしたとのことです。
彩色にあたっては実際のスーツ生地を入手し、カメラを通して映し出されるティガのイメージを再現できるよう、色合いを調整しています。とことんまで気配りし、テレビで見たティガの姿をフィギュアとして実現しました。
2021年3月6日から放送予定のテレビCMでは、テレビシリーズ最終回でティガが復活するシーンをフィーチャー。また3月5日に公開されたWeb動画では、25年ぶりにティガと再会した長野さんが、フィギュアの出来の良さに驚く場面や、スーツアクターの権藤さんによるコメントが紹介されています。
長野さんは撮影後のインタビューで、今回の撮影現場で権藤さんと再会できたことを喜んでいました。また、ティガの変身ポーズは第2話のロケ中に監督と山の中で考え、長野さんのアイデアで決まったというエピソードも披露。この様子もBANDAI SPIRITS公式YouTubeチャンネルで公開されています。
「S.H.Figuarts ウルトラマンティガ(税込6600円)」は、BANDAI SPIRITSから2021年7月発売予定。魂ウェブ特設ページでの予約受付開始は3月8日からとなっています。
情報提供:株式会社BANDAI SPIRITS
(咲村珠樹)