猫ちゃんというのは、スキンシップが好きな動物。複数匹飼育されている方は、グルーミングなど猫同士のスキンシップを目撃される方も多いのでは。

 先日もTwitter上でとある猫姉妹の「濃厚接触」が話題となりました。

 「噛んだり舐めたり忙しい」そう飼い主のガロンさんに表現されながら、Twitterに投稿されていたのは、姉妹猫である茶トラ柄のポチちゃんと三毛猫のたまちゃん。

 ソファの上でまったり過ごしている姉・ポチちゃんに対し、「遊んでくれニャ~!」と言わんばかりに、妹・たまちゃんが噛んだり舐めたりと、あの手この手でお姉さんにちょっかいかけてる姿が写っていました。

 しかしながらこれは、たまちゃんが「かまってモード」が発動した際に行う「恒例行事」。ポチちゃんは微動だにせず無反応。これにはたまちゃんも効果薄と察したのか、最後は“攻撃”の手を緩め、達観した表情になってしまいました。

この日は効果薄と察したのか、たまちゃんは攻撃の手を緩めてしまいました。

 傍から見てると、ニャンともいえないやり取りですが、どことなくほっこりした気持ちにもなる、ポチたま姉妹のコミュニケーション。この投稿には、Twitterでも多くの反応が寄せられました。

 元々4匹の猫を飼っていたガロンさん宅に、赤ちゃん猫のときに迎えられたポチたま姉妹は、先日1歳になったばかり。

 そんな2匹は、いつもガロンさんにくっついてまったり過ごすマイペースさんなポチちゃんに対して、部屋中を走り回り、人猫関係なく体当たりをしては構ってもらおうとする元気娘なたまちゃんと、対照的な凸凹姉妹。今回撮られた写真は、その性格が如実に表したものとなっていたようです。

元気娘の妹猫のたまちゃんは姉猫のポチちゃんに構ってほしくて熱烈なスキンシップ。

噛んでダメなら舐めてみるたまちゃん。しかしポチちゃんは微動だにしません。

 ちなみに、今回は微動だにしなかったポチちゃんですが、度が過ぎた場合は、たまちゃんを叱って注意してあげるそう。しっかり者のお姉さん猫ですね。

<記事化協力>
がろんさん(@gallon_neko)

(向山純平)