子どもの頃は炎天下なんておかまいなしで、外でセミを捕まえたりしていた筆者。そんな子どもの頃の記憶がよみがえってくるような、可愛くて哀愁漂う猫の写真を投稿したのはTwitterユーザーの最中餡子さん。2匹の猫の後ろ姿に、井上陽水さんの「少年時代」が頭の中に流れてきたのは筆者だけではないはず……。

 とても慎重で怖がりなフウちゃんと、好奇心旺盛でおっとりした性格のライちゃん。どうやら2匹とも虫には興味津々なようすです。

 2匹の飼い主である最中餡子さんは、「セミが飛び立った瞬間」というツイートと共に1枚の写真を投稿。写真には飛んでいったセミを、網戸につかまり2本足立ちしながら寂しそうに見送る、フウちゃんとライちゃんの後ろ姿が写っていました。

 「あぁ~、行っちゃった……」という声が聞こえてきそうな2匹の後ろ姿。まるで子どもがセミを捕り逃がして残念がっているようです。セミは網戸の向こう側にある小さいベランダの壁にとまっていたそうで、2匹はずっと見つめていたのだとか。

 「網戸を開けていたら、おそらく捕まえようとしたと思います」と語る最中餡子さん。以前、部屋にセミが入ってきた時は追いかけたり、カメムシが入ってきた際は突進したライちゃんの右目にカメムシがぶつかって右目が少し腫れたこともあったとのこと。興味を持ちすぎるのも考え物だ……。

 今回は網戸が閉まっていて、手が出せない状況だったので何事も無くて良かった。安心して「かわいい!」と思いながら見ることができますね。

<記事化協力>
最中餡子さん(@monakanko)

(佐藤圭亮)