子育てにおいてイヤイヤ期とも呼ばれる、2歳ごろの第一次反抗期。自立心の芽生えとはいえ、何に対してもイヤ!と拒否されると親もイライラしてしまいますよね。その激しすぎる反抗から「魔の2歳児」なんて名称で呼ばれることも。

 そんな「子育てあるある」であるイヤイヤ期に起きた、クスッとしてしまう母と子のエピソードがツイッターに投稿され、多くのパパママからの注目が集まっています。

 事は8月31日、ツイッターユーザーの田口ナツミさん(@NatsuTagu)が、特に「母親への反抗心が強いイヤイヤ」という2歳8か月になる長男くんに朝食を食べさせた後に起こります。

 食後に用意しておいたゼリーを出すと長男くんは「ゼリーいらない!」と食べることをはっきりと拒否。いらないならと田口さんがゼリーを食べたところ、その様子を見た長男くんは大号泣し、ソファに顔を埋めてしまったのだそう。

実際に出来た魚拓ならぬ顔拓

 その後10分ほど泣き続けたところで長男くんの中で何かが解決したのか、何事もなかったかのようにミニカーで遊び始めたとのこと。長男くんが泣き伏せていたソファを見ると涙と鼻水とよだれで出来た、魚拓ならぬ顔拓が。目と鼻と口の部分がはっきりとわかり、大きく口を開いた人の顔のようになっています。

 田口さんは「そんなに悔しかったのか~!」と思いつつ、写真に撮ってツイッターに投稿。すると瞬く間に大きな反響となり、ツイートについた「いいね」は3万件を超えています。

 返信欄には同じくイヤイヤ期の子育て中のパパママたちから共感の声が多数寄せられており、中には各家庭の枕やシーツに付けられたお子さんの「顔拓」を披露する方も。この様子に田口さんも「同じようにイヤイヤ期で見事な魚拓を作っているお母さんの投稿に笑ったし励まされました!」とコメントしています。

 イヤイヤ期の子どもは自分の意志や理由に関係なく「イヤ!」と言ってしまうこともあるもの。実は「デザートを食べたかったかもしれない」お子さんのために、この日の夕食後にはプリンを用意してあげたそうですよ。

<記事化協力>
田口ナツミさん(@NatsuTagu)

(山口弘剛)