ある時は驚きの表情、またある時は笑っている表情など、その表情の豊かさからツイッターにて度々大きな注目を集めるサイベリアンのヤマネコくん(@ymnc_rf)。

 そんなヤマネコくんの飼い主さんが選ぶ「今年の顔芸ベスト3」が発表されました。どれも猫ちゃんとは思えないほどの表情の豊かさで写真を見た多くの人を笑顔にしています。

 ヤマネコくんの飼い主さんはツイッターを始めた2020年10月以降の写真の中から「びっくり部門・哀愁部門・たくらみ部門」の3部門で写真をチョイス。

卓上の鴨肉を見てこの表情

 投稿された写真1枚目は「びっくり部門」。まさに「目を剥く」という表現がぴったりな驚きの表情。この写真はヤマネコくんが「卓上に置いてある鴨肉がどうしても気になり、ダメと何度言われてもしつこく狙っているところ」とのこと。人が食べているものが気になってしょうがないのかもしれません。

少し困惑気味のヤマネコくん

 続く2枚目は「哀愁部門」。「紙袋の紐がどうしても気になり、どこかに持って行こうとしたのを飼い主に止められたところ」で、「これが欲しい!離して!」と言わんばかりの表情はどこか悲しげな表情にも見えます。

この顔は……何かを企んでいますね

 3枚目は最後の「たくらみ部門」。「計画通り」というセリフが聞こえてきそうな1枚が選ばれました。この時は特に何かをしていたという事はなく、カメラを向けた際のふとした表情だったそう。何もない時でも面白い表情を欠かさないとは、さすがヤマネコくんです。

飼い主さんのカメラフォルダにはヤマネコくんの写真がズラリ

 この他にも残念ながら3部門受賞とならなかったものの、さまざまな顔芸を披露するヤマネコくんの写真が飼い主さんのカメラフォルダにはズラリ。

 普段から「いつどんな表情をするかわからないので、すぐにカメラを構えられるように手元にカメラ(スマホ)を置くようにすること」「出来るだけ手ブレを減らすように撮ること」「激しく動きすぎてカメラワークから外れてしまうので動く方向を想定して撮ること」の3点を意識しているそうですが、これでもうまく撮れなかったと思うことが多々あるのだそう。

 感情豊かな表情を一番近くで見てきた飼い主さん。ヤマネコくんに対し「いつも楽しませてくれてありがとう。何事もヤマネコファーストで物事を考えるようになったので、色んな悩みがすぐ解決できるようになりました」とコメント。ヤマネコくんを迎えて1年が経過する中で、飼い主さんの行動にも大きな影響をもたらしているようです。

 こうした写真は全て飼い主さんとヤマネコくんが生活を共にしてきた証。来年も、これからもたくさんの写真を撮影し、飼い主さんをはじめ多くの方を明るい気持ちにさせてくれることでしょう。 

<記事化協力>
ヤマネコさん(@ymnc_rf)

(山口弘剛)