あくびをする際、猫さんは時折豪快な表情の変化を見せてくれます。普段はかわいいのに、なぜか変顔になってしまう……というのもよくある話。そんな変顔で、まるで小さいおっさんが中に入ってるんじゃないか、という感じの人間味あふれる表情を見せる猫さんがいました。
スコティッシュフォールドの小次郎くんは、11歳の男の子。小さい頃から胃腸が弱く、飼い主さんは体質に合わせた少々お高めのフードをチョイス。その甲斐あって健康に年を重ねてきました。
飼い主さんの息子さんのことが大好きで、ゴロゴロ喉を鳴らしながら擦り寄ってくるという小次郎くんですが、スキンシップは大嫌いなようで「家族全員、抱っこはさせてもらったことがなく、無理やりしようとするとキレて噛みついてきます……」と飼い主さん。ちょっとツンデレ気味なのかもしれません。
今回の変顔は、足を広げて座った状態であくびをした時のもの。小次郎くんには失礼ですが、こんな顔したおっさんをどこかで見たような気が……。
飼い主さんも「俗にいう『中に小さいおっさんが入ってる』んだと思います」と、筆者と同じ見解を示してくれました。
飼い主さんいわく「普段は猫界でもかわいい顔をしていると思うのですが、あくびをすると化け物顔に変身するので笑わせてもらっています」とのこと。普段のかわいい顔とのギャップに「これでもか!というその自由さに癒やされもします」と、小次郎くんの表情は飼い主さん家族にとって心和ませるものになっているようです。
人間味あふれる……というか、実はおっさんが魔法で猫の姿になっているんじゃないか?と思えてくる小次郎くんの変顔。これからも長生きして、飼い主さん家族を楽しませてほしいと思います。
https://twitter.com/scottish_kojiro/status/1459864158728437764
<記事化協力>
スコティッシュの小次郎さん(@scottish_kojiro)
(咲村珠樹)