飼い主さんを「天才か……」と驚かせたのは、まだ生まれて3か月の豆柴・わらびちゃん。一緒に暮らしている柴犬こむぎくんのマネをする姿に、飼い主さんは大興奮しています。

 実は飼い主さんのお家では、先輩犬のこむぎくんが、おやつが欲しいときに呼び出しベルを鳴らして、自分の意思を伝えることが習慣となっています。

 もともと、やりとりの中での返事を通じて意思を伝えることはあったそうですが、あるときベルを床に置いてみたところ、今度はベルを使って意思を伝えるようになったそうです。チ~ン。おかげで、こむぎくんについたあだ名は「常連客」。

 そんな行為が習慣化してからしばらく、妹分としてわらびちゃんがお家にやってきました。

 ある日、ベランダで遊んでいるこむぎくんのところに、わらびちゃんを連れて行こうとしたところ、ケージの扉をあけても全く向かおうとしません。そこで飼い主さんはおやつで誘導する作戦をとることにしました。

 すると、おやつに気づいたわらびちゃんが、唐突にベルを鳴らそうとしたのです。ただし空振り……。おやつに気を取られすぎて、ベルを見ていなかったために音は鳴らせませんでしたが、空振りする手が逆に可愛さを倍増させています。

 どうやら日々ケージの中からこむぎくんを観察していたらしく、いつのまにか「鳴らせば貰える」と覚えていたようです。

まだ生まれて3か月の豆柴・わらびちゃん

 ベルを鳴らそうとする愛犬の姿に「正直、鳥肌が立ちました」と驚きを隠せない飼い主さん。親バカになりますがと前置きしつつ、「天才なのかと思ってしまうほどでした」と喜んでいました。

 ちなみにTwitterの動画ではベルは鳴らせませんでしたが、わらびちゃんがベルを鳴らしている動画はYouTubeにて公開されています。

<記事化協力>
シヴァ犬こむぎっす 豆シヴァわらびさん(@Shibamugi28)

(佐藤圭亮)