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トップスインに抵抗感 トレンドファッションへの挑戦を描いた漫画が話題

 ファッションのトレンドは移り変わりが激しいもの。少し前にはナシとされていたことが、周りを見渡すといつの間にか当たり前になっているという事が度々あります。

 特に「トップスをイン」することは、イマイチなファッションの象徴として捉えられていたものですが、近年ではおしゃれな人はこぞってトップスをインしていますよね。私も真似したい、けどやっぱりトップスインには抵抗がある……そんな人も多いのではないでしょうか。

  •  イラストレーターのカマタミワさんも、トップスインに対して抵抗感を抱いていたひとりですが、先日ついに実行に踏み切った模様。その様子を収めた漫画が話題になっています。

    トップスインに抵抗があったというカマタさん

     トップスをイン出来るようになるまで数年かかった、というカマタさん。過去にも何度かチャレンジしたことがあったものの、果たして似合っているのか、これが正解なのか自信が持てず、そっと裾をアウトに戻す……という葛藤を幾度となく繰り返していたそう。

     その間、街行く人や雑誌などを見て徐々に慣れていき、なおかつ職業柄、仕事でファッションのイラストを描いているうちに、「正しいイン」のバランスが徐々にわかるようになってきたのだそう。少しずつ抵抗感を薄めていったようです。

    やっと出来るようになったと思ったら……

     漫画内では「初めてインして外出てやった ウオオォ」と興奮冷めやらぬ様子で走るカマタさんの様子が。

     出かけている間の心境を「なんか少しお洒落な人になった気がする……!という感じでした(笑)」と語っており、初めてのトップスインはうれしいような、少し照れくさいような複雑な気分だった模様。

     しかしながら、最後のコマでは「今は前だけインより完全インか完全アウト!」というファッション情報を見て、衝撃を受けるカマタさん。結局、この時インして着たニットは、以降全部アウトで着ているそうです。

    カマタさんが投稿した漫画

     「あれだけ振り回されたのに結局アウトが来てる!」というまさかのオチが付いた漫画には、2万件近くの「いいね」と共に、「めっちゃわかります。私はまだインできません……」「数年かかってるうちに流行って終わるよね……」と同意の声が多数。ファッションに悩む多くの方にとって、あるあると頷いてしまう出来事であったようです。

     カマタさんはこうした日常を自身の著書「気づいたら独身のプロでした」他5冊や、絵日記ブログ「一人暮らしカマタミワの半径3メートルのカオス」にて執筆中。面白い人との遭遇話や一人暮らしの失敗談など、7年以上にわたって描かれた漫画の中には、きっと「わかるー!」と共感できるものがあるはずです。

    <記事化協力>
    カマタミワ@『気づいたら独身のプロでした』発売中!さん(@kamatamiwa)

    (山口弘剛)

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  • 山口 弘剛‌Writer

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    鹿児島出身・鹿児島在住。私生活では妻と共に2人の子どもを子育てしながら、地元のサッカークラブを熱烈応援中。仕事は元アパレル店長、元ゲームショップ店長を経験。現在はライター、イラストレーターとして活動。

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