猫を飼っている人なら分かると思いますが、猫は思いもかけない場所にいて人間を驚かせることがあります。特に身軽で、活発な子猫であればなおさら。
Twitterに投稿されたのは、部屋に置かれた爪とぎポールの頂上にちょこんと座る子猫の写真。ポールは直径10cm~15cmくらいしかありませんが、どうやってここに登ったんでしょう?
爪とぎポールの先端に座り、こちらを見ているのは元保護猫の女の子、チョコレートちゃん。2021年生まれで、飼い主さんご家族からは「チョコちゃん」の愛称で呼ばれています。
甘えん坊で寂しがりというチョコちゃんですが、こんなところに乗っていることからも分かるように、遊びに関してはとても活発なおてんばさん。飼い主さん宅にはお兄さん格の先住猫が3匹いるのですが、チョコちゃんの方から「遊んで!」と迫っていくんだそうです。
この時は飼い主さんがダイニングテーブルでゆっくりお茶を飲んでいたところ、背後にある爪とぎポールから「バリバリッ」と勢いよくよじ登るような音が聞こえたんだとか。振り向いてみると、ポールの先端でちょこんと座るチョコちゃんと目があったのだそうです。
飼い主さんは「『そこ座れるんだ!?』と驚いたものの、携帯が手元になかったのでチョコちゃんに『ちょ、ちょっと写真撮りたいからそのままで待ってて』と言いながら携帯をとりに行き、写真を撮りました。5分くらい座っていたので、無事に撮ることができました」と、その時の様子を話してくれました。
リクエストに応え、きちんとお座りして待っていたチョコちゃん。偉いなと思う反面、よじ登って上に座るというのは、途中で爪とぎポールが倒れそうにも思えますが、大丈夫なんでしょうか?
どのように座ったのか、飼い主さんは猫じゃらしで誘導し、登る様子を動画で撮影することにも成功。爪とぎポールを一気に駆け登ったチョコちゃんは、前足を頂上にかけるとヒラリと器用に飛び乗ります。
座るまではほんの一瞬の出来事。チョコちゃんがまだ子猫で身軽だからこそ、このような動きが可能なのかもしれません。
飼い主さんも、先住猫さんがポールに登ることはあっても座ることはなかった、と話しているので、身軽で活発なチョコちゃんならではのパフォーマンスだったようです。それにしても、すごいバランス感覚ですね。
活発すぎて困るほど、と飼い主さんが語るチョコちゃん。次はどんな離れ業を見せてくれるのでしょうか。
https://twitter.com/__mmlc/status/1546063685709594624
<記事化協力>
まお・める.らて・ちょこさん(@__mmlc)
(咲村珠樹)