子どもの成長はあっという間。小さな頃はなおさらです。そんな貴重な時期の姿を形に残しておこうと、たくさん写真を撮るママパパは多いと思います。
ツイッターユーザー「木本 仮名太」さんもそんなひとり。生まれたばかりの我が子を抱いた写真をインスタントカメラで撮影しましたが……後日現像したものを見てびっくり!木本さんの顔部分が黒くぼやけてしまい、まるで漫画やドラマで良く見る「行方不明の父を探すための唯一の手がかり」のようになってしまいました……。
当時、赤ちゃんが眠っていたため、部屋の明かりを少し暗くし、フラッシュも焚かずに撮影した、と木本さん。もちろん狙ったわけではありませんが、どうやらそれが功を奏して(?)このような面白写真が出来上がってしまった模様。
ちなみに、撮影にインスタントカメラを使用したのは、産婦人科にて「産後動けないママのためにインスタントカメラで看護師さんが赤ちゃんの写真を撮ってくれる」というサービスがあり、受け取った際にフイルムが数枚余っていたため、引き続き使用していたからとのこと。
以来、節目ごとに写真を撮影し、使い終わるまでに約1年。先日ようやく現像に出したところ、今回の写真を発見。「唯一の手がかり」感あふれる写真に思わず笑ってしまったそうです。
漫画やドラマあるあるを彷彿とする写真をツイッターに投稿すると、なんと17万件もの「いいね」が付く大反響が。「数年後、父を探す娘の旅が始まる」「母からもらったペンダントに入ってるやつ」と、写真に込められたストーリーを予想する声が、次々に寄せられています。
高解像度かつ失敗のない写真をスマホで撮影できる、という便利な世の中になりましたが、たまには昔ながらのインスタントカメラで撮影をしてみるのも、違った楽しみ方が出来て良いかもしれませんね。
なお、今後は「折角なので本棚の中の意味ありげな本に挟んでおいて、娘があるとき偶然発見するときを待ちたいな、と思います」と語る木本さんでした。
娘氏誕生の時に買った写るんですをやっと現像したんだけど、この写真があまりに創作で見る「行方不明の父を探すための唯一の手がかり」過ぎて笑ってしまった pic.twitter.com/cAO9pzPM5n
— 木本 仮名太 (@kimotokanata) October 10, 2022
<記事化協力>
木本 仮名太さん(Twitter:@kimotokanata / ブログ:カナタガタリ)
(山口弘剛)