「その少女はガンダムに乗る……と言いたくなるくらいの奇跡のショット」

 ツイッターでこうつぶやいたyusukeさん。添えられた写真を見ると、横浜にある「ガンダムファクトリー」にて展示中の実物大ガンダムに向かって歩みを進める小さな子どもの姿が。あ、このシチュエーション、ガンダムの番宣ポスターとかで見かけたことあるやつだ……!

 そう感じた方もきっと多いでしょう。なぜなら、現在放映中のシリーズ最新作「機動戦士ガンダム 水星の魔女」のキャッチコピーは「その魔女は、ガンダムを駆る」であり、ビジュアルは片膝をついた「ガンダム・エアリアル」の手前で、主人公「スレッタ・マーキュリー」が振り返っている、というものでしたから、完全一致とまではいかずとも、おおむね合っていると言えるのではないでしょうか。

 当時は家族でガンダムファクトリーを訪れていた、というyusukeさん。実物大ガンダムはメンテナンス中につき、まるで空気椅子のような珍しいポーズをしていたので撮影していたところ、偶然娘さんが入り込んでしまったのだそう。なるほど、こうして番宣ポスターのような構図が出来上がったのですね。

 あまりにさまになり過ぎている写真に、yusukeさんもびっくり!ちなみに、娘さんはそんなことはつゆ知らず、初めて見るガンダムを珍しがって、辺りを走り回っていたのだとか。そのままガンダムのパイロットにならず、本当に良かった……!

 ちなみに、娘さんはこの時1歳。「水星の魔女」では4歳の少女「エリクト・サマヤ」が、史上最年少のガンダムパイロットとして話題になりましたが、もしもこの子がガンダムに乗り込んだら、その記録をさらに更新してしまうところでしたね。

 目の覚めるような空の青さも相まって、何とも絵になる1枚。娘さんが大きくなってこの写真を見たら、一体どんな反応をするのかも気になるところです。

<記事化協力>
yusukeさん(@summer_love1213)

(山口弘剛)