高校に通う我が子のために毎日作るお弁当。毎朝早く起きて弁当作りに励んだ人は多くても、何個作ったかを記憶している人は少ないのではないでしょうか?

 ツイッターユーザーのえみまる~mogu feltさんが投稿したのは、高校へ通う長男のために作った弁当の数々。弁当を作る度に「せっかく作るのなら」と毎朝撮影してきたそうです。

 えみまるさんが3年間で作った弁当の数は310個。色合いの考えられた美味しそうな弁当が並びます。

3年間で作った弁当の数は310個

 高校最後の弁当は、豪華にしようかと悩んだものの、長男の好物であり、3年間で一番よく作ったという「三色弁当」にメッセージカードを添えて渡したとのこと。

 えみまるさんの長男が高校へ入学した3年前は、コロナ禍により、6月からやっと分散登校が始まった頃。弁当を作るために朝5時半に起きられるか不安だったというえみまるさんですが、慣れない環境で頑張る息子を応援する母心が勝ち、3年間頑張れたと語ります。

 また、長男からの「ありがとう」の言葉や、「友達が食べたがったから分けたよ」と聞くのがモチベーションだったというえみまるさん。

 最後のお弁当を作り終えた後には、特別な感情は湧いてこなかったものの、お弁当の写真を整理する際に「こんなに作ったかー」と感慨深くなったそうです。

色合いの考えられた美味しそうな弁当が並びます

 コメント欄には、「お疲れ様でした!」、「愛情弁当すごく美味しそう」、「お弁当博物館」などの声が寄せられています。

 長男の高校最後の弁当を作り終えたえみまるさんでしたが、4月からは、高校生になる次男のためにまたお弁当を作るそうです。

<記事化協力>
えみまる~mogu feltさん(@mogu_felt)

(一柳ひとみ)