魔女の使いとして物語や歴史の随所に登場し、文学・芸術作品などに描かれ世界中で愛される存在の黒猫。
黒猫に関する沢山のエピソードが紹介された本、「月夜の黒猫事典 知られざる歴史とエピソード」が、7月に発売されます。価格は税込1980円です。
「月夜の黒猫事典」の著者はナタリー・セメニークさん。猫を専門としながらも、長年にわたり野生生物関連の雑誌に記事を寄稿しているジャーナリストです。今回は、いつの時代も謎めいた存在としてさまざまな逸話をもつ黒猫がテーマ。
黒猫は、あるときは不幸の前兆と畏れられ、またあるときは幸運のマスコットとして愛されてきました。「月夜の黒猫事典」では黒猫にまつわる謎と迷信、それらが紡ぐ歴史と伝説が紹介されています。
■ アメリカでは黒猫の白い毛は魔女から身を守るおまもり
「民間伝承と迷信」という項目では、アメリカでの黒猫にまつわる民間伝承を紹介。「家で黒猫を飼うと、家族に幸運が訪れる」、「黒猫には恋人を取り戻すパワーがある」など。
さらに好ましくないものや迷える魔女から身を守るおまもりとして、黒猫の白い毛を何本か引き抜いて小さなポシェットに入れ、首から下げると良いといわれているそうです。
情報提供:株式会社グラフィック社
(佐藤圭亮)