タカラトミーの「リカちゃん」が推進役として公式アンバサダーをつとめている、日本イーライリリー株式会社の円形脱毛症と向き合うプロジェクト「見る目を、変えよう。」。
2022年8月1日の始動から活動1周年を迎え、新プロジェクトメッセージと、WEB動画「本当のジブン」を2023年9月27日に特設サイトで公開した。
円形脱毛症は、子どもから大人まで男女問わず発症することから、誰もが向き合う必要がある。にも関わらず、正しい知識や理解があまり広まっておらず、従来は発症の原因として「ストレス」が強調されていたものの、現在では「自己免疫疾患」だと考えられていることなどはあまり広く知られていない。
そこで2022年8月1日にスタートした「見る目を、変えよう。」プロジェクトでは、「円形脱毛症はストレスが原因だ」という思い込みを解き、世間からの視線に苦しむ患者を取り巻く社会が「思いやり」のある環境に変わるようにといった思いが込められている。
9月27日に特設サイトで公開されたWEB動画は、患者の実情に焦点をあてた疾患啓発動画となっており、症状の根本的な原因を理解することで、前向きな気持ちになっていくストーリーが展開される。
主人公は円形脱毛症を患う女性。元々明るい性格だった彼女は、円形脱毛症の原因がストレスにあると考え、弱い自分を責め、周囲の目を気にして人との関わりを避けるようになっていく。
しかし、あることをきっかけに、円形脱毛症の根本的な理由が自分の弱さではなく、「自己免疫疾患」だと知る彼女。円形脱毛症と改めて向き合い、一歩前へと進みだす様子が描かれている。
また、新たに制作されたプロジェクトメッセージの発信にも、公式アンバサダーの「リカちゃん」が起用されている。
「リカいしてくれて、ありがとう。」というタイトルから始まるメッセージには、患者だけではなく、少しでも多くの人が円形脱毛症への「見る目」を変え、取り巻く環境に寄り添っていきたいといった願いが込められている。
情報提供:日本イーライリリー株式会社