バンダイナムコグループが4月1日にグループ合同入社式を開催。新入社員たちを「ガシャポンの花道」でお出迎えし、終了後には先輩社員が働く上で大切にしている言葉などが書かれている「おしごとの推しことば」が入った「おしごとの推しことばガシャポン」をサプライズプレゼント。
さらに社長の挨拶では、高さ約2mのガシャポン自販機が登場するなど、「入社おめガシャポン」という企画で新入社員たちを驚かせました。
今回の企画はエンターテインメント企業グループとして「入社式をもっとワクワクさせたい」という思いから誕生。バンダイナムコグループ史上初とのこと。
会場に到着すると、「ご入社おめでとうございます」などと書かれた特大のガシャポン自販機2台が、新入社員たちをまだかまだかと待ち構えていました。
そこを通ると奥にはズラリと並んだ100面以上のガシャポン自販機が!各グループ会社の社長の写真とお祝いメッセージが掲載されており、「ガシャポンの花道」の光景は圧巻の一言。
入場の時間になると新入社員たちが姿を現します。最初は緊張している様子でしたが、特大のガシャポン自販機2台や「ガシャポンの花道」を見ると自然と笑顔に。どうやら緊張も少しはほぐれたようです。
■ 譲れないこだわりを持とう!
入社式では、株式会社バンダイナムコホールディングス代表取締役社長の川口勝さんが、新入社員たちに歓迎の言葉を贈りました。
エンターテインメント業界は日本を代表する産業ということもあり、ここでの仕事はやり甲斐を感じるものの、非常に変化が激しくて大変な苦労もあるといいます。川口さんはこうしたことを含めて、「エンターテインメント業界で働くという覚悟を持って仕事をしてほしい」と語ります。
さらにバンダイナムコグループを表す言葉として、同じ魂を持った異なる才能を持つ人材を意味する「同魂異才」という言葉を紹介。「みなさんも自分の個性を組織に埋没させることなく、発揮してください」と激励していました。
最後は川口さんの横に高さ約2mのガシャポン自販機が登場。この中には先輩の社員たちが大切にしている「おしごとの推しことば」が入っていると説明します。川口さんが実際にレバーを回して大きなカプセルを開けると、自身の推しことばである「譲れないこだわりを持とう」という言葉が。
これは「同魂異才」にも繋がる部分もあり、「これだけは譲れないこだわりをしっかり会社で主張することも重要です」と呼び掛けていました。
■ ロビーに並べられた「おしごとの推しことば」入りガシャポン自販機にビックリ!
入社式の最中、会場のロビーでは新入社員たちを驚かせるために、着々と準備が進行。「おしごとの推しことば」をアクリルチャーム化したアイテムが入っているガシャポン自販機52台が並べられました。
ガシャポン自販機に入っている、先輩社員から集められたという「推しことば」は全部で17 種。「夢と笑顔を届ける配達人」や「本気力」、「好きから夢へ、夢から現実へ!」や「『おもしろいを作る』って超幸せ!」など、どれも個性的な推しことばばかり。
この「おしごとの推しことば」を通して、新入社員にバンダイナムコグループの仕事に向き合う姿勢や想いを知ってもらうとともに、ガシャポンによってランダムに出会ったことばが、期待と不安に胸を膨らませる新入社員の支えとなり、コミュニケーションのきっかけとなることを願っているとのこと。
ちなみにバンダイが実施した「仕事における自分なりの座右の銘」調査では社会人2万561人に仕事における自分なりの座右の銘があるか聞いてみたところ、約2人に1人(45.8%)が「持っている」と回答。「おしごとの推しことば」のような言葉を多くの人が持っていることが明らかになっています。
入社式が終わり、新入社員たちがロビーに戻ってくると、ズラリと並べられたガシャポン自販機にビックリ!ニコニコしながら童心にかえった様子で楽しそうにガシャポンのレバーを回していました。
新入社員たちは自分がレバーを回しているところをスマホで撮影したり、すでに仲良くなった同期の社員と出てきた言葉を見せ合ったりして大盛り上がり。
先輩たちの「推しことば」を手にした新入社員たちからは、「積極的に挑戦していきたい!」「出会った仲間と協力して、世界中に夢と希望を届けたい!」などの声が聞かれました。
取材協力:株式会社バンダイ ベンダー事業部
(取材・撮影:佐藤圭亮)