1977年から1978年にかけて放映されたロボットアニメ「超電磁マシーン ボルテスV(ファイブ)」の実写映画「ボルテスV レガシー」が、日本で2024年10月18日劇場公開されることが決定しました。

 「ボルテスV レガシー」が制作されたのは、「日本以上にボルテスVを愛する国」と言われるフィリピン。監督は「世界屈指のボルテスVオタク」と称されるマーク A. レイエス V氏が担当し、現地で2023年に放映・上映された作品です。

 なお、日本での公開発表と同時に、日本公式Webサイトと公式Xアカウントがオープンしています。

 タイトルを「ボルテスV レガシー」と改めた今回の実写版公開は、フィリピンからの熱い要望を受けて実現したもの。日本のためにフィリピンのスタッフが新たに制作した”超電磁編集版”となっており、字幕版に加えて、吹替版も制作されているそうです。

 公式X及び公式Webサイトの動画では、その映像の一部が公開されており、ボルトマシンが飛行する様子や、ボルテスVの戦闘シーンが映っています。現代のVFX技術を駆使して描かれるロボットは、まさに迫力満点の仕上がり。SNSには早くも期待の声が多く寄せられています。

フィリピン制作の「ボルテスV」実写化作品が日本公開決定

 日本での公開に際し、監督のマーク A. レイエス V氏は、「ボルテスVへの私たちの愛と情熱を感じて、楽しんでください!」とコメント。今後発表されるであろう吹替版のキャストも気になるところです。

 また、今回の日本公開を記念し、1977~1978年放送のTVアニメシリーズ全40話のネガスキャンHDリマスターBlu-rayが、2024年9月11日発売されるとのこと。東映ビデオオンラインショップ販売の限定予約版には設定資料集、復刻版台本など豪華特典も付属するそうです。

<参考・引用>
「ボルテスV レガシー」プロジェクト公式Xアカウント(@voltesv_legacy
※掲載画像は「ボルテスV レガシー」プロジェクト公式Xアカウントのスクリーンショットです。

(山口弘剛)