3月7日、怪獣をテーマにした居酒屋「怪獣酒場 川崎」(神奈川県)が、2025年4月30日をもって閉店することが発表されました。
閉店にあたりバルタン店長からは「地球に潜伏している怪獣、宇宙人たちの安全確保ができなくなってしまった」といったメッセージが届いています。
「怪獣酒場」は円谷プロダクション監修のもと、ベネリック株式会社と株式会社イーケーシーが協働で運営する、「ウルトラマン」シリーズの「怪獣」をテーマにした居酒屋。
「ウルトラ怪獣たちが、夜な夜な憂さを晴らし、気力を養って、明日への新たな悪巧みをするところ」として存在し、「一部の時間帯を地球人に向けて開放」という名目で展開されていました。
「怪獣酒場 川崎」は、2014年3月に1年間の期間限定でオープンし、2015年3月31日に一度閉店しました。その後、半月のリニューアル期間を経て「帰ってきた怪獣酒場」として2015年4月15日に再オープン。約11年にわたり営業を続けてきましたが、2025年4月30日にその歴史に幕を下ろします。(2016年3月に店名を「怪獣酒場」に変更しています)
閉店までの期間、来店者には復刻版ランチョンマットが3月10日より配布されます。また、4月7日~4月30日の期間には「怪獣酒場 新橋蒸留所」(東京都・ウィング新橋)で利用できるドリンクチケットが配布される予定です。
最終営業日の4月30日には、バルタン店長が登場する特別イベントや「最後の乾杯」が予定されており、事前予約が必要となります。
閉店の背景について、店長を務めるバルタン星人は「川崎に、ウルトラマンたちの調査がやってくるという情報をキャッチした」「これでは地球に潜伏している怪獣、宇宙人たちの安全確保ができなくなってしまった」などとメッセージを寄せました。
なお2号店にあたる「怪獣酒場 新橋蒸留所」について、バルタン星人は「まだウルトラマンたちに見つかっていないようだ」と話し、そちらは引き続き営業していくとしています。
<参考・引用>
円谷プロダクション公式HP「「怪獣酒場 川崎」閉店のお知らせ バルタン店長からのメッセージ」
※記事中掲載の画像は、2015年に行われた「帰ってきた怪獣酒場」マスコミ披露の際に撮影。
(ヨシクラミク)