「時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん」(ロシデレ)公式Xアカウントが5月12日に更新。
同作のキャラクター画像や作品名などを使用し、公式と誤認させるような形で、サブスクリプションサービスや金銭のやり取りを促す投稿・アカウントが確認されているとし、注意喚起しました。
投稿によると、「ロシデレ」の公式情報を発信しているのは、同アカウント並びに原作担当の「燦々SUN(@SUN91651696)」氏、イラスト担当の「ももこ(@momoco_haru)」氏、コミカライズ担当の手名町紗帆(@tenacitysaho)」氏、「スニーカー文庫編集部公式(@kadokawasneaker)」、「講談社 マガジンポケット(マガポケ)公式(@magapoke)」の計6アカウントのみとのこと。
これら以外のアカウントは公式と一切関係がないとし、「思わぬトラブルに巻き込まれないためにも、内容があいまいなサービスや金銭が関わる投稿にはご注意ください」と呼び掛けました。
■ ロシデレファンの間で警戒されていた? 金バッジ付きの巨大アカ
後の発表によると、ロシデレ公式からは「特定のアカウントや個人を非難・糾弾する意図はございません」と説明されており、特にどのアカウントかを名指しするものではないとしています。
しかしながら、ファンの間では以前から警戒されていたアカウントが存在しており、そのフォロワー数28万にものぼる超巨大アカウント。
認証済み組織のアカウントであることを示す金色のバッジを有しており、アイコンやヘッダーには作品に登場キャラクターのイラストが使用されています。
一見するとたしかに、公式と勘違いしてしまいそうですが、投稿内容を見てみるとアフィリエイトリンクが貼られていたり、外部のメッセージアプリへの登録を呼び掛けたりといった動きも。
これは明らかな著作権侵害であり、なおかつ登録しても公式とは一切関係ないアカウントであるため、作品の支援には繋がりません。誤って登録を行わないよう、十分注意しましょう。
「時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん」は、燦々SUN氏によるライトノベル。2022年に「マガジンポケット」(講談社)にてコミカライズされ、2024年にはテレビアニメのSeason1が放映。今後Season2の制作も決定している人気作品として知られています。
【公式よりお知らせ】
現在、X(旧Twitter)上にて『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』のキャラクター画像や作品名などを使用し、公式と誤認させるような形で、サブスクリプションサービスや金銭のやり取りを促す投稿・アカウントが確認されています。…— 『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』公式 (@roshidere) May 12, 2025
ご案内いたしました『ロシデレ』に関する注意喚起につきまして、多くの皆様より関心をお寄せいただいております。
しかしながら、リプライ欄などにおいて、特定のアカウントや個人に対する過度な詮索や晒し行為など、攻撃とも受け取れる投稿が増加していることを確認しております。… https://t.co/5c0iIuNg6t
— 『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』公式 (@roshidere) May 12, 2025
※5月12日21時の発表を受け、内容を一部変更しました。「今回ロシデレ公式が指していると思われる」を削除→公式発表の説明に差し替え。該当箇所以外の変更点はありません。(5月13日更新)
<参考・引用>
『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』公式(@roshidere)
(山口弘剛)