換毛期に突入して毛が生え変わっていくワンちゃん。抜けてしまった大量の毛を、そのまま捨てるなんてもったいないのかもしれません。

 Xユーザーの「ばななな」さんは、飼っているワンちゃんと猫ちゃんの毛を、なんと素敵な文字アートに仕立て上げました。

 ばなななさんがXに投稿したのは、伏せをしているワンちゃん・あんずちゃんの画像。お行儀よくしているその手前には、抜けた毛を使って「いぬ」の2文字が書かれています。

「ぬ」で苦労

 ばなななさんによると、この大量の毛は「1回のブラッシングで出た抜け毛」とのこと。換毛期に入ったあんずちゃんを、シャンプーした翌日にブラッシングしたところ、こんなにもたくさんの毛が抜けたのだそう。

 しかも驚くべきことに写っているのは抜けた毛の一部。本当は画像の毛の3〜4倍の量の毛が、1回のブラッシングで取れたのだとか。

 文字を作るにあたって、ばなななさんが苦労したのが「ぬ」の部分。形が複雑なのはもちろんのこと、あんずちゃんの毛の質感も制作のハードルを上げたといいます。

 犬種による違いなのか、毛がうまくまとまらなかったため、少しずつ継ぎ足していきながら作ったようで「『ぬ』の最後の小さいカーブはすぐ崩れて大変でした」と話しています。

 実は換毛期に抜け毛で文字アートをするのは今回が初めてではないというばなななさん。抜け毛の量が多いときはちょっと遊ぶことがあり、前回は「コーギー」の文字を作ってXに投稿していました。

前回は「コーギー」

 ちなみに「いぬ」とあんずちゃんの間に挟まれて、小さく置かれている「CAT」の3文字は、ばなななさん宅の猫ちゃん・ちくわぶちゃんのもの。

 あんずちゃんとおそろいにするのなら「ねこ」にするべきところですが「先に『いぬ』をつくったのでもう面倒くさくなった」と、より簡単なアルファベットを選んだもよう。ただ「『いぬ』が平仮名だったので違うものにしたいとは思いました」という気持ちもあったみたいです。

 ちなみに「猫ちゃんの毛はすぐまとまって固まってくれるので楽でした」と、2匹で違いがあったことも教えてくれました。筆者はどちらも同じ「もふもふ」と認識していますが、抜け毛をいじってみるとかなり違うようです。

 換毛期を迎えた子たちがいるお家の方、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょう。

<記事化協力>
「ばななな」さん(@Banana_corgi7

(ヨシクラミク)