6人組エンターテインメントグループ「すとぷり」などが所属する株式会社STPRは6月11日、公式Xおよび公式ホームページを通じ、「誹謗中傷等を含む悪質な行為に関するご報告」を公開しました。

 報告によると、同社および所属クリエイターに対する継続的な誹謗中傷や迷惑行為を行っていた人物との間で、損害賠償に関する合意が成立したことが明らかにされています。

 対象者は確認できただけで、2023年7月から2024年8月にかけて、X(旧Twitter)上で執拗な誹謗中傷や揶揄、暴言の投稿、さらにはプライバシーや人格を侵害する内容、虚偽の情報、そして不快感を与える画像の投稿を繰り返していたといいます。

 これらの行為は、「当社や当社所属クリエイターに対する不信感を覚えさせるものとなっていたため、法的措置の手続きを進めておりました」と、背景を説明。

 その結果「対象者(20代男性)が、当社に生じた損害の一部として当社に対し150万円の賠償金を支払うこと、今後同趣旨の行動を取らないこと、該当アカウントを削除することなど内容とする合意が成立いたしました」と、報告しています。

 今回の事案以外にも、STPRでは複数の裁判手続が進行中であるとし、今後も同様の悪質な行為には断固とした対応をとる方針を示しています。

 「誹謗中傷行為をはじめとする悪質な権利侵害行為に対し、警察や顧問弁護士等の関係各所とも連携を取り、刑事上・民事上の法的措置を含む毅然とした対応を今後も実施してまいります」と、引き続き対処していく姿勢を明らかにしました。

 株式会社STPRでは、誹謗中傷や名誉棄損を含む悪質な違法行為・インターネットへの投稿に関する通報窓口を公式ホームページで公開しています。ファンや一般ユーザーに対しては、「ご通報の際は、通報窓口をご利用ください」と、協力を呼び掛けています。

<参考・引用>
株式会社STPR(@stpr_inc

(山口弘剛)