子どもは予測不可能な行動で、大人を驚かせることがあります。どれだけ注意していても、思いもよらぬ形でトラブルを引き連れてきます。
Xユーザーの「ワーママ」さんも、そんな予測不能なトラブルに見舞われた1人。ある朝、右耳の痛みを訴えた次男くんを病院へ連れて行ったところ、耳の奥からなんと消しゴムが出てきました。
■ 勉強中、本人も気が付かないうちに消しゴムが耳の中に……
このほどワーママさんは、シャープペンシルの後端についている小さな消しゴムの画像とともに、次のようなエピソードを投稿しました。
「悲報: 今朝次男が急に右耳が痛いと言い始めたので耳鼻科に行ったら、シャーペンの消しゴムが詰まっていて、みんなでビックリ…すっぽり入っていて抜くの大変で、抜けたとき歓声が上がったw」
写真の消しゴムはほとんど使われておらず、カプセル薬ほどの大きさ。それが耳の奥にすっぽり入り込んでいたというのです。
ワーママさんの話によると、小学6年生の次男くんは当時、登校前のお勉強タイム中。シャープペンシルを手に計算ドリルに取り組んでいました。
その際、無意識に後端部分で耳をかいたところ、消しゴムがポロリと外れて中へ。本人も気付かないうちに、入り込んでしまいました。
すると、突然痛みを訴えた次男くん。あわてて耳鼻科に連れて行くと、原因が消しゴムだと判明。ワーママさんも思わず「そんなことある?」と驚いたといいます。
あまりに珍しいケースだったためか、診察室には看護師さんが4~5人集まり、ちょっとした事態に。大勢に見守られるなか、耳の奥から無事に消しゴムが摘出されました。
身体に影響はありませんでしたが、摘出作業はかなり痛かったようで、次男くんは「2度と耳にシャーペン入れない」と固く決意したとのことです。
■ もしも耳に異物が入ったらすぐに耳鼻科へ
次男くんが無事だったので笑い話で済みましたが、もし取り出せないほど深く入り込んでいたり、消しゴム以外の物だったりした場合には、耳の炎症や、鼓膜を傷つけたりする危険もあったのです。
また今回は「次男くんが故意に入れたわけではないこと」「入ったことに気が付かなかったこと」とのことで、この点もかなり恐ろしい状況。
シャープペンシルの後端で耳を掻くといった行動を子どもがしているのを見かけたら、軽く流すのではなく、すぐに止めるよう注意した方がよいでしょう。
また、もし耳に異物が入ってしまった場合、無理に取り出そうとするとかえって奥に押し込んでしまう危険があります。ためらわず耳鼻咽喉科を受診してください。
悲報: 今朝次男が急に右耳が痛いと言い始めたので耳鼻科に行ったら、シャーペンの消しゴムが詰まっていて、みんなでビックリ…すっぽり入っていて抜くの大変で、抜けたとき歓声が上がったw pic.twitter.com/V7sB2grlif
— ワーママ🌸🌸 (@tokyomom) September 3, 2025
<記事化協力>
「ワーママ」さん(@tokyomom)
(ヨシクラミク)