「猫と暮らすという事」というつぶやきに添えられた4枚の写真。そこには床に落ちたフライパンや食材、ボロボロになったトイレットペーパー、破れたソファ……日々猫たちと暮らす中でのリアルな現場が写っていました。
投稿を行ったのはXユーザー・こげめさん。4匹の猫ちゃんたちと生活を共にしており、普段は愛猫たちのかわいらしい姿を投稿しています。しかし今回は、「たまにはかわいいだけではなく、猫と暮らしている裏側をポストしてみよう」と思い立ったのが、投稿のきっかけだったそうです。
それぞれの写真について尋ねると、「1枚目と2枚目は夕食後の鍋を片付けるのを忘れていた翌朝です。3枚目はトイレットペーパーの袋を開けて片付けなかった翌朝、おもちゃになってました」と笑い交じりに振り返ります。
そして4枚目に写る猫の名前はマロくん。「みんなが爪研ぎにしてしまってボロボロになってしまったのです。ソファはもう何台も買い替えています」と話します。
特に印象的だったエピソードについて尋ねると、「今回はポストしていませんが、片付けを忘れていたポテチです。夜中にパーティがあったみたいです」と、こげめさん。あわせて袋の端が破かれた、当時の写真を見せてくれました。通常なら目も当てられない状況ですが……猫たちの自由奔放な姿は、愛すべき日常の一コマになっているようです。
そんな愛猫たちに伝えたいメッセージがあるか?たずねると、「一番上がもう12歳です、以前いた子たちは15歳と13歳で虹の橋に行ってしまったので、もっと長生きして欲しいです。みんなかわいくて賢くて愛くるしい子たちなので、元気でのんびりの猫生を謳歌して欲しいですね」とのこと。
ソファはボロボロにされ、トイレットペーパーは引き裂かれ、料理もひっくり返される……という被害報告のような日常も、こげめさんにとっては全部が宝物。投稿にはきっとそんなメッセージが込められていたのでしょう。
猫と暮らすということは、綺麗で整った生活とは少し離れるかもしれません。けれど、猫たちがくれるぬくもりや愛らしさは、そのすべてを上回る尊さがあります。
これを許容できる人だけが、猫を飼う資格があると言えるのかもしれません。こげめさんの投稿に、SNSでは「すべてが愛しい」「それでも猫は最高の癒やし」といった共感の声が多く寄せられています。
猫と暮らすという事。 pic.twitter.com/hYov6VYFCQ
— こげめ (@petbaka) October 22, 2025
<記事化協力>
こげめさん(@petbaka)
(山口弘剛)













































